伊東ぢゅん子のひとりごと

2002/06/28 | 石垣島に行って来たど!

11年ぶりに石垣島に行って来たど。関東は思いっきり梅雨だというのに、あちらはピーカンの晴天なり。梅雨明けしてて暑いのなんの。昔、訪問したときはツアーだったこともあって、結構ゴージャスなホテルにお泊まりしたもんで気が付かなかったけど、今回は自然の中の1軒宿のペンション。ここは昆虫のでかさは半端じゃない、それを体験してきましたよ~ん。
今回は「赤瓦」というガーデンレストランも併設しているペンションに1週間お邪魔したわけだが、初日に歓迎を受けたのはものすっご~~~いでかいゴキブリくん。遊び疲れた娘はベッドの上で熟睡。伊東はふと、部屋の中で干していたハンドタオルを手に取ったのだが、その瞬間「ボトッ!」と足下に何かちょっとしたものが落ちる音が。「?」とな~んも考えないでそれに目を落とした瞬間、ハイそ~です、超立派なゴキブリ君登場~。「あなたはもしかして30年くらい生きてきたでしょ?」とインタビューしたいくらいの彼(多分雄?)だったが、まぁ、驚いたの、なんの。多分、彼も驚いたのでしょうがすっごい勢いで伊東の足下から壁に、そして、エアコンのすぐ下まで駆け上がってました。
その彼(ゴキブリ君のこと)の下には伊東の愛娘が口をあけて寝ている。声にならない恐怖の雄叫びをあげながら、夢中で娘を抱きかかえ、隣室で寝ている友人をたたき起こすかわいいワタシ。まぁ、たたき起こされた友人は伊東の形相におったまげたようだが、彼(しつこいけどゴキブリ君のこと)には、申し訳ないが昇天していただかないことには安心して、この子羊のようにおびえている親子が眠れるわけもない。
たたき起こされた友人(武重氏)は長野生まれのせいかなんだか知らないが、知る人ぞ知るゴキブリハンター。ゴキジェットなんて必要ない。彼には1コのライターとキンチョールさえあればどんなゴキ君も逃れることは出来ないのだ。そして、ハンターはライターに火をつけ、後ろからキンチョールをシュー! するとものすご~い炎が火炎放射器みたいにゴォ~と彼(ゴキ君)を襲ったのだ。30年以上生きてきた彼もこれではひとったまりもなく、まずは触覚&手足が燃えるので床に落ち、そして、ゴォ~を3回ほどされ無事昇天したのだった。ありがとう、ハンター、成仏してちょ、ゴキ君。
誇らしげに自分の部屋へ帰ったハンターを見送った我ら親子は、その晩、ゴキ君の焦げた何とも言えない臭いに悩まされたのさ。
2日後、おっかけでダーリンマンも石垣島に来たんだがやはりまたまた、ゴキ君の歓迎を受けたのさ。男のクセに逃げ腰のダーリンマン故、またまた隣室にいるハンターをたたき起こし退治してもらった。胸騒ぎがして娘とともに風呂場に逃げてた伊東でしたが、ボォ~ゴォ~の音とともに男2人でベッドをすごい力で動かす音。はたく音。大騒ぎ。「げぇ~、今度のゴキ君は飛んでるよ~」。
怖かったなぁ、飛んじゃだめだよ、反則だよね。
その次は伊東の手よりもでっかい、しかもぶっとい蜘蛛が天井から落ちてきて、大騒ぎ。ハンターの女房の肩にボトッと落ちてきた。ハンターいわく「蜘蛛は害虫を退治してくれるから外に逃がす」とのこと。そのでっかい蜘蛛を何とか冊子の上に乗せてを外に出てもらった