伊東ぢゅん子のひとりごと

2003/01/15 | おいおい倒産かよ~

とうとう(株)婦人生活社が倒産しちゃいました。
2003年1月14日に突然、社員の方々が呼ばれて倒産通告されたとか。伊東に毎月仕事をくださっている担当者から、「一刻も早く残っている仕事の請求書をきったほうがよい」との連絡が入ったし。
昨年の8月頃、半年以上ギャラが滞っていて、でも仕事はどんどん依頼される状態だったので、さすがに伊東も「もうつきあいきれませんゼ」ってな気分でこの会社の仕事は全部降りるつもりで編集長に辞退の意を伝えたんだよな~。そしたら、あわてて経理の人から連絡が来て「絶対毎月支払うからお願いします」と言われてさ。そんでも不信感一杯だったから「じゃあ、きちんとした念書を作成してくれ」と言った伊東。さすがに企業同士(いちお伊東も有限会社にしてるしね)の念書の威力なのか、9月末からやっとこさギャラが支払われることになったんだよね。やっぱり支払われるかわからない仕事なんて精神的にツラかったから、ホッとした矢先、「倒産!」。
はあああああ、100万くらいの未払い金かなぁ?なんて思いつつ、すぐに請求書を整理した伊東。ガ~ン!結構貯まってたのね、イラスト&デザインのギャラ。総額136万1850円だって。
「……………。」
ま、突然会社が倒産して、次の日から社員の方々は会社にも入れないとのこと。その人たちのことを考えたら、伊東なんてまだましだよね。今日書くイラストの仕事入ってるし、明日もあるし、来月もあるし。この寒空の中、突然まさに外に放り出されるようになった社員の方々の気持ちを思うとさ…。婦人生活社の「マタニティ」「ベビーエイジ」という雑誌でお世話になっていたんだけど、いい本だったのになぁ。休刊じゃなくて廃刊だもんな。思い出せば伊東のニンプの体験マンガを書かせてもらってからのつきあいで、ここ5年くらいの仲だったんだけど、コラムマンガの面白さとか教えてもらったよね。伊東の体験マンガを見たよその編集者から、別の依頼も結構もらったし。そう考えると、本当にきれい事じゃなくて「うらみ」はなく「感謝」の気持ちがいっぱいの企業だったよ、(株)婦人生活社。
今までお世話になりました。心からのセリフでございます。未払いの金額はショックと言えば、ショックだけど、これも伊東の甘さというか、やはりビジネスでおつきあいをしている以上、最低2カ月のギャラが滞った段階で次のお仕事はお断りするべきでした。そう、断る勇気も必要だったとつくづく思います。

これから介在人が入るとか…。
新年早々、ツライ話だよね。一人でも多くの人たちが再就職できますように、心から願う伊東でございます。これから更にバブルのウミが吹き出すと言われる今年。「こんなことではめげないぞ!」っとポジティブに考えるようにしよう、絶対に。今年も健康でいい仕事ができるように頑張るだけでございます!!!

よっしゃぁ~!!!(気合いを入れたかけ声です)

2003.1.15 伊東の独り言でした!