伊東ぢゅん子のひとりごと

2004/02/24 | 誕生日に思うこと

2004.1月、ついこの間、三十ウン?才の誕生日だったワタシ。べつに旦那にそないな期待をかけていたワケではないけれど、随分寂しい誕生日でしたわ。平日が誕生日っつうこともあり、伊東の両親はその前の週末に「好きなものをゴチソウするよ」と言ってくれて、フカヒレスープを飲みたいなぁと思ってリクエスト。念願かなって腹パンパンになるほどいただきました。「何が欲しい?」と聞かれても、随分不思議な話ですが、この歳になると物欲がなくなっちまうのか、考えてもほしいものが思い浮かばない。新しい洋服でもかばんでもあればうれしいのだが、今ある手持ち分で満足しているし、高級ブランドには若い頃から全然興味もない。値段に関係なく、欲しいとおもったものは購入してきた方だけど、ネコもシャクシももっているビトンとかプラダなんて、ただでもらっても使わない気がする。しかし、ど~~~~~して、あのプラダってのはあんなデザインと素材であないに値段が高いのか?まじでオバサンには理解不能でっせ。ま、話がずれましたが、欲しいものがないんだからプレゼントを期待しても仕方がない。
それでも、女っつうのはね、世の男性諸君に言いたいのだが、なにも高級なプレゼントやレストランで飯を食わせなくてもいいんですよ、たいていの普通の女なら。そりゃ、例外なのも存在するでしょうが、伊東が思うにはたいていの女は(あえて女、女性といわず女。70.80才のバー様になっても!という意味を込めて)自分の誕生日を覚えていてほしいんですよ、ええ。ま、「そういえば誕生日だっけ?」なんて言われるとコナクソと思っちゃうけれど、「誕生日おめでとう!」と言いながらバラの1本でもいいんですよね。何でしたらハーゲンダッツのアイスクリームでもいいんです。レディボーデンとかだったらビッグサイズね、最低は。この忘れていないという気持ちにプラス気持ちのこもったαがあれば、嬉しいもんなんです、ふつうの女は。
まぁ、大昔、コラムにも書いたけど、伊東のダーリンマンのセンスは格別常人から離れているので、くれぐれも勝手に、内緒で、プレゼントを購入しないように普段から言い聞かせてあるわけです。棚に数年眠って陽のあたったときはそのままゴミ箱、なんていくらこのモノのあふれた世の中でもあまりにもかわいそーじゃありませんか!でね、絶対、それだけはしちゃだめよ、と言ってあるわけ。
だから、ワタシの誕生日にも期待なんてしてませんでした。で、ダーリンマンの精一杯のプレゼントが今年はなんと、会社帰りの車の中で「これで何か飯食おう」でした。すごく、すごく勇気をだしたその顔の先にあったお札は4枚。「これで、○○のステーキだったら2人前食べれるでしょ?」と。嬉しい気持ちももちろんあったのですが、「おいおい、○○のステーキは1人3980円だぞ。しかも酒も頼めないし、消費税なしの1人分じゃそりゃ。ワタシのステーキをダーリンマンが出して、ダーリンマンのステーキはワタシが出すんかい?」ととっさに頭で計算しちゃいました。おれのおごり、、と言いながら、それってワリカンっていうんじゃないの?とも思いつつ、その、とっても惜しそうなダーリンマンの顔を見たら「いいよ、ステーキは。娘も待っているから普段とおりでいいよ」と言っちゃいました。
自分でそ~は言ったものの、昼間もボロボロになるほど働いて、普段のように21:00から夕食準備して、なんだかえらく寂しい気になっちまいました。は~~~あ。現実ってこんなもんですなぁ。来年は4枚差し出してくれるなら、クジラベーコンでもリクエストしようかなぁ。築地で購入すればなんとかその値段でも手が届くだろうし。来年の誕生日には1人でクジラベーコンのブロックでも食したいもんですわ。
ふつうじゃないかね、伊東の感覚。
だから、ふつうじゃないダーリンマンと連れだっているんですかね、やっぱ。

誕生日にそんなことを思う伊東でした。