伊東ぢゅん子のひとりごと

2004/04/26 | これな~んだ?

これな~んだ?

え~、これはですねぇ、我が家の客間にあるシロアリカウントマシーン(大げさ?)なるものっス。このHPのコラム第一弾を飾った我が家のシロアリ騒動をご存じの方々も多いようですが、当時は伊東もダーリンマンも大パニックしちゃいまして、も~うシロアリ業者のいいなりだったわけです!
小さな座布団サイズの一枚1万円もする乾燥剤を床下一面にとりつけるわ、通気をよくするために換気扇を取り付けるわ、このシロアリカウントマシーンを取り付けるわ…。で、シロアリ業者にとって鴨ネギ状態だったっス。
特に伊東がね。
だってさ~、いくら中古住宅っつったって、売り主も不動産屋も「この物件はシロアリ駆除は定期的にしているので大丈夫!」とかぬかしていやがったのに、購入して3.5年後に発狂するほどのシロアリどもに襲われたんだもんねぇ~、パニックにもなりますってぇ~、さすがに。
でね、このシロアリカウントマシーン(名付け親は伊東ですが)も取り付けてからずっとカウントは「0」だったわけです。すごいがんばって駆除して柱も何本も入れ替えたたわけだし、ね。床下に潜ってブツを実際みたワケではないので何とも言えないけど、伊東が思うにはたぶんゴキブリホイホイのようなものだと思いますわ、これ。でね、「0」だった数字がね、この前ふと見ると「2」になっていたんですよ。つ・ま・り、シロアリ君が2匹ホイホイにつかまったということなんですわ、これ。
平日は毎晩遅く帰宅するダーリンマンですが、その日はめずらしくワタシや娘が起きている時間に「ただいま~」とご帰還。すかさずワタシが「ちょっと~、バッドニュースあるよ~」と言うと「ウサギが死んだか?」と大声を出すダーリンマン。「う~ん、チミにはそれ以上にショックかもよ」と言いながら、おいでおいでしながらダーリンマンをカウントマシーンの前に連れて行ったっス。すごい顔でしたっス。ショックで言葉がでないってまさにこのこと。マンガだったら頭上に「ガ~ン!」という極太の文字を乗せるかんじね。相当ショックなご様子に「まぁ、シロアリは4~5月が巣別れの時期だしねぇ」と言うと「やっぱ、いたんだ、床下に、コロニーが!シロアリファミリーが!」とブツブツ。ダーリンマンはお家がだ~い好きな人。そのだ~い好きな我が家を食いつぶすシロアリ君らはぜぇ~ったい許せないそうです、はい。
第一弾のコラムで語ったように、伊東はね、もうシロアリくんたちは共存共栄(シロアリはこれ以上栄えなくていいけど)していくしかないなぁとまじで思っているワケです。藪の中にいる蚊のように、布団のなかにいるダニのように、もう駆除も限界なんじゃないかなぁ~と。半分諦めってかんじ。我が家は鉄筋でできているワケじゃないし、大借金をさらにして建て替えるなんてのもイヤだしねぇ。ちなみにシロアリはコンクリートも穴開けるので安心できないんだってさ。外壁がコンクリートでも内装に大好物の木材などがあればド根性でコンクリートをつきやぶるそうです。すごいわよねぇ、食欲はダーリンマン並みね。しかも女王と王様は延々子作りに精を出して15年くらい生きているそうです、床下の暗闇にね。巣別れしたシロアリ君らには羽根が生え、視力もないはずなのに空高く飛び立つのも不思議よねぇ。こやつらの生命力に今更ながら驚かされますわい、ホンマ。
心のどっかでこのカウントマシーンって大丈夫なのかい、半永久的に「0」のままなんじゃないかい、眉唾マシーンなんじゃないのかい?と疑っていた伊東だったから、どっちかというと「きちんと作動しているんだぁ、これ!」って、こっちの方が感動でしたわ、まじで。とはいえ、早々に業者に調べてもらおうとダーリンマンが手配してすっとんで来た業者さん。畳を取り外して潜ってくれました、床下に。ドキドキ待つこと20~30分くらいでしょうか、業者のお兄ちゃんが「どんなに調べてもシロアリの形跡がない」とのセリフ。その天使のようなセリフにテンションあがってたなぁ、ダーリンマン。ご・き・げ・んなんてもんじゃなかったよ。カウントマシーンの中にはダンゴムシが入っていた、とのことでいやはやセ~フ!セ~フ!セ~フ!!!
ま、覚悟はしていたとはいえ、嬉しいもんですわ、こりゃ。シロアリ君らじゃなかったんだもんね。
ニコニコ顔のダーリンマン、「先月、住宅ローンの中入れしたばっかなのにさぁ、今度はシロアリでまた出費かよってびびっちゃったよ」だと。それでももしホンマのシロアリ君らだったら、ダーリンマンの大きな体を逆さにしても駆除資金ださせるけどね、ヤツにも。ま、なにはともあれ、ほっとしました。今年のラッキーナンバーは「2」かしら…なんて思っちゃう伊東でした、ははっ。