伊東ぢゅん子のひとりごと

2015/04/24 | 受験とホラー映画

早いもので15歳になった娘ちゃん。勉強好きじゃないのもそっくりです、母・アチキに。そんな娘も受験という誰もがほぼ通る道におりまして、ま~親から見ても「ちょっとがんばってるか?でも全然本気は出してないか?」程度で日々過ごしておりました。家庭教師で大学生の麗ちゃんも「とにかくミスらなければ大丈夫。落ち着いて!」と、出来の悪い娘をめっちゃ持ち上げつつ、冬休みも出来る限り勉強見ていただきました。
母が教えられないもんでね。
ちなみに、我ら母子の共通の趣味というか、好みなんだけどとにかくホラー映画が大好きなんです。アチキは「エイリアン」「ゾンビ」系をこよなく愛しておりますが、娘は「プレデター」「テキサスチェーンソー」「13日の金曜日」などを好んでおります。そんな二人の夜の過ごし方は、部屋をまっ暗にして観るホラー映画。
アチキはありがたいことにいろんなお客様がいらっしゃるもので、とはいえ、一度も会ったこともないお客様がほぼ大半なんですが、最近、知り合った女性がとにかくホラーに関してメチャクチャ詳しくて。その女性がさらに尊敬しているという方を紹介してくださり、その20代の素敵な女性は、「ホラー部長」と呼ぶくらいの強者で、、、。も~、たくさんたくさん紹介していただきました。
アメリカのドラマ「ブレイキング・バッド」「ハンニバル」映画版「死霊館」「アナベル 死霊館の人形」「サプライズ」「キャビン」「ブラッディバレンタイン」などなど、、、。「ミスト」の終わり方が大好きだとか「スマイリー」は仲間内でクソ映画とよんでいるとか、、などなどたくさんの情報をいただけております。
そんでもってついつい借りて帰宅してしまうアチキ。仕事場の横がレンタルビデオ屋さんゆえ超便利なもので。で、受験だっちゅう娘と映画鑑賞~~~。ダメだなぁぁぁ。親失格じゃな~。
あの世でダーリンマンが怒っているだろうなぁ~~~。
で、そんなゆるんだ生活の中でさすがに受験も近くなった頃、娘もちびっとだけやる気の本気が芽生えたのか、少々目つきも変わりまして。でも、世の中そんなに甘かないっす。結果、見事に受験失敗致しました~。目指していたクラスには見事落ちて、仲の良かったお友達は特待生で受かってて、しょんぼりするのかなぁと思いきや、娘すっきりさわやかな顔。いちお受験はしたけれど、私立中ゆえ、そのまま高校にあがれるありがたいクラスがありまして、母子で「そこにいけばいいし~」的な逃げ道もあったわけでございます。
数日後、仲の良かった友人と離れるけど大丈夫かと、ちょいとだけ探りをいれたところ何でも受験当日のお昼休み、お弁当時間ひとりぼっちだったそうで、、、。受験する上のクラスの子も何人もいるなか、どうも娘ちゃんハブにされているもよう。さすがに寂しかったみたいだけど「自分から声かけなかったから、(自分が)悪い」と言いながら、そのグループに入れないのにその子達が鎮座しているクラスに行きたくなくなったとのこと。テストもどうでもよくなった自分がいたと。
まぁ~、こんなもんど~とでも言い訳っちゃ言い訳というやつで、でも自分で決めて自分ですすんでいくのが人生なので「へ~そうですか」とアチキは一言。
その後、一切、受験の話もなんもせず、速攻で母子の趣味のホラー鑑賞に浸かりました。

娘よ。一人でいる強さと人を思いやれる優しさがあれば大丈夫!オタクでもデブつちでもブスっちでも全然大丈夫!!!元気な高校生活を過ごしてくれることを母は祈っているぞ。