伊東ぢゅん子のひとりごと

2017/07/28 | 父の日と毛虫と三者面談

この日は、娘の予備校の三者面談。大雨ザ〜ザ〜の中、新浦安駅まで行く「お散歩バス」を待つ我ら母娘。
なぜか娘が右足をピョンピョンと軽く振るそぶりを、、、。
「ど〜した?」と聞くと、「毛虫が靴先にくっついていたので蹴っとばした」とのこと。
大粒の雨が降り注ぐ中、どこに毛虫が???と探してみてもどこにもいない。
「ほんとに毛虫がいたの?」と疑うアチキ。
娘「毛虫がはっついていたよ。黄色と黒のちゃんとした毛虫」。
バスを待つ3分程度の中、伊東は半径1,5mの範囲で毛虫をまじで探してみたんだけど、どこにもいない。
「きっとコイツ(娘)はなんか勘違いして、木の枝でも蹴ったんだろう」と思っていた、、、、。
バスに乗車し、空いている席に並んで座り世間話をしながら、ふとアチキが「黄色と黒の毛虫なんているのかね?木の枝だったんじゃないの?」と再びケムケム(毛虫)の話をふると、
娘「いや、ぜったいに毛虫。足の先にいたもん」。
アチキ「蹴ったつもりで靴の中にいたりしてね〜」と言いながら、娘のスニーカーに目を落とすと、ぐわっ〜!!!!!
い、いました、いや〜〜〜〜〜、毛虫が娘のスニーカーの紐の裏手にしがみついておりました、がっつりと。
それを見つけたときの我ら母娘の反応っ!!!
浦安市内をどこでも100円で乗れるという「お散歩バス」。かわいいその名の通り、コンパクトな車内の中で我ら母娘の挙動不審さは異常&異様だったと思います。
ケムケム(毛虫)を確認したあとは、数十秒後には大爆笑した伊東。

いやはや、娘は変なヤツでございます。予備校の三者面談でも担任に「自分ワールドを持っている」とのお褒め(褒め言葉か、これは?)をいただき、この夏が勝負なのでがんばるように言われてきましたよ。
先生も二浪して美大に行ったという話を聞きながら、我が家はシングルマザーでアチキがめちゃくちゃ不安定な収入。ゆえに、現役で行ける学校のみ!専門学校も視野にいれてくれ!と強く&頑固に伝えて来ました。ちょっとイケメンなお若い先生にかぶりつく勢いでね、はい、それが現実なんです。浪人当たり前だなんて思われたら大変でございます。
今年の父の日に三者面談。ダーリンマンがいてくれたら100%彼が三者面談に大喜びで乗り込んでいたんだろうなぁ。それだけ娘の勉強のこと、進路、将来の事をいろいろ考えていたのにね〜。
おっちょこちょいだからとっととあっちの世界に逝っちゃったんだよね、、、そんなことを思いながらダーリンマンそっくりのおっちょこちょいで面白い娘に「パパみたいになるなよ」とついつい言ってしまう伊東でございます。

追伸
浦安に戻った我らは、わざわざケムケム(毛虫)をけ落とした場所に行きまして、ケムちゃんがつぶれているかいないかを確認しにいきました。
どこにもいなかったので、アチキは「誰かの靴の底でぺしゃんこでくっついてるよ」と。
娘は「無事に逃げたんだよ」と。
父の日に、出会ったケムちゃんのおかげでなんだか楽しい一日になりました〜〜。