伊東ぢゅん子のひとりごと

2021/08/23 | フリーズ姉妹

フリーズ、、、、

この言葉でとにかく思い出すのは、姉とアチキが同時に時間が止まったある出来事。

知り合いがガンで亡くなったんだけど、その奥さんが中国の人で、
良くも悪くも感情をむき出しにする女性だったんだけど、ね。
知り合いがガンで闘病中に、結婚相談所に入会していたそうで、1周忌の3ヶ月前にはすでに再婚されていた奥さん。
これを責める気はないんです。べつに三回忌まで待てとか、そんなもんは、自分で決めればいいだけのことなので。

まぁ、少々びっくりしたのは、知り合いのお姉さんに「自分は結婚したから」と一周忌が終了して1週間たらずで、位牌を押し付けて出ていったということかな。生前はとても仲が良い夫婦だったので、余計にね、、、切り替え早くて、ね。

その彼女が知り合いの三回忌に普通にいたんですよ、普通に、会場にしら〜っと。

フリーズ姉妹

まさか、アチキも姉貴も元奥さんが参加するとは夢にも思っていなかったので、彼女が目の前に現れたとき「ぎょっ!」としたままフリーズ、、、。人はこんなとき、数秒、時間が止まるんですね、、、、。あんなに、見事に姉妹でフリーズした経験はありません。まさか名字が変わって位牌を置いて出ていった元奥さんが三回忌法要に出席するとは夢にも思っていなかった我ら姉妹。

察した彼女はその後、平常心に戻った我ら姉妹のビールをとことん最後まで注がせてくれませんでした 汗。

あのときの我ら姉妹のフリーズは、まさに漫画に出てくる「ぎょっ!」の文字が見えたと思います、元奥さんに、、、。
今思い出しても、あれこそが「真のフリーズ」。姉妹同時のフリーズってやつでございます。