伊東ぢゅん子のひとりごと

2021/10/21 | 酢飯と母その後

酢飯を断った次の日、母と話をしていて、週末は姉貴んちに行って手巻き寿司を食べたのかい?と何気ない会話をしていたら、
「姉貴に誘われたけど、やりたいことがあったので断った」と母タミコ。
すると、母タミコが「お姉ちゃんが酢飯を取りにきたので、少しくらい具をくれるかと思っていたんだけど、「ありがと!」って言って、そのまま酢飯を桶ごと持って行った、、、」と。


アチキ「自分の酢飯を用意していて、具がなかったの?姉貴に言えばよかったじゃん!」と言ったら、母タミコがちびっと切ない顔になって、、
多少具をもらえると思い込んでいた母タミコは、その晩、自分で炊いた酢飯にサバの缶詰あけて、のり巻いて食べたそうです、、、、。

もちろん姉貴に罪はないけど、「言えよ!少しだけ具をちょうだいって〜!」と声あげちまったわよ、さすがに。
母娘でも遠慮があるんですなぁ。
まぁ、それくらいの距離感は必要だけど、日曜日の夜に、缶詰と手巻きしている87歳の母タミコを思うと、またまたチクっと心が痛んだ出来事でございました。

後日、この話を姉にしたら、母タミコを誘ったら「太ってきたから、夕飯に米を食べないようにしている」と断られたと、、、。
このばあさんの真実はどこなんだろ???
まぁ、サバの缶詰で手巻き寿司にしたことだけは真実だろうけど。