伊東ぢゅん子のひとりごと

2023/11/30 | 嬉しかった言葉

伊東が22歳の頃に世話になった女性の元上司と35年ぶりにサシで飲んだ。
その元上司。名門大学出で見た目も若い頃の和田アキコをエリートにした感じで、めちゃくちゃカラフルなイエローやグリーンのビシッとしたスーツ着て、しかもハイヒール履いているものだから、池袋駅で待ち合わせしても300M先から「彼女が来た!」と分かるから超便利な人だった。

とにかくものすごいパワフルで、やる気マックスになったらまじで背中から炎が見えるし。上司でも社長でも会長でも、おかしいと思ったら直談判に乗り込む姿は今も鮮明に覚えておりますわ。

その元上司と35年ぶりに二人で飲んで、彼女は78歳になっているんだけど、相変わらず現役バリバリのキャリアウーマン。カルチャースクールの支社長まで上りつめて、そのあとNPO法人を立ち上げて、今も全国で講演を開催しているスーパーウーマンのおばちゃま。

「あのころのぢゅんちゃんは〜」
「Nちゃん(元上司)は印刷屋の女社長と喧嘩してさぁ〜」とお互いにちゃん付けで名前を呼ぶ我ら。
ゆえに店の人に、「元上司と部下には見えない」と言われた。

元上司に「自分は今まで100名以上、退職届を受け取ってきたけれど、過去に1人だけ引き留めた人間がいるのよ。それがぢゅんちゃんなのよ」と言われ、めっちゃ大感激。ま、まじですか?ほんとに?を連発する伊東。

元上司とは今後も飲もうね!と2軒目のバーを出たときに約束し、高田馬場駅のたくさんの人たちの中に消えていく彼女の後ろ姿を見つめつつ、伊東も色んな人に世話になったんだなぁ、、、良い人たちに恵まれてきたんだなぁと感慨深いものが込み上げてきた夜でした。