伊東ぢゅん子のひとりごと

2017/11/09 | 温泉と〜スリッパ

年に一度しか行かない長野県にあるカントリークラブに行って来ました〜姉貴夫妻と三人で。亡き父が遺したゴルフ会員権をアチキが引き継いだので、姉夫妻につきあってもらいホンマに1年に一回だけのプレイでございます。なぜか最近台風が来たりで天気が悪く、前日まで大雨でキャンセルか?と思っていたら、なんともありがたいことに素晴らしい秋晴れ〜。義兄の運転で朝6時出発で遊びに行ってきました〜。
愛犬連れて毎年この時期にお世話になっているゴルフ場近くの宿「ロスマリヌス」という、ご夫婦で運営されている宿で一泊。
突然の鹿の登場に驚いたりしながら楽しい旅行のスタートだ〜い。母と娘が留守番してくれるので今回は贅沢に二泊の旅でございます。夏にはどこにも行けずにじつに「寂し〜&つまんない〜」日々を過していたので、めっちゃ久しぶりのゴルフと温泉旅行♬
温泉と〜スリッパ
ゴルフは毎度同じようなスコアで112。そりゃ〜仕方ないよね、本コースに出るのもプレイするのも年に1〜2度。上手くなるわけゃないっしょ。
二日目の温泉宿は義兄おすすめの松本にあるホテル「翔峰(しょうほう)」という大きな宿。いや〜、義兄の大のお気に入り宿だそうで、ほんとに良かったですわ。
お名前の通り、とにかく部屋から見える景色が半端なく素敵!!!町の灯りを見下ろせるんだけど函館に来たような感覚になるくらい素晴らしい夜景で大満足のお部屋でござんした。
働いている若い子達がほんとに感じが良くて、いろんな箇所に思いやりや心遣いがいっぱいあるのも嬉しかったし。
たとえば自動販売機がある横に手提げ用のビニール袋がそっとぶら下げてありまして、缶ビールをたくさん購入して部屋に抱えて戻るときにとっても便利だったわ〜。いろんな宿にお世話になってきたけど、こういう小さな心遣いってなかなかないのよね〜。
お風呂も庭園のある露天風呂とでっかい内風呂。もちろんここでも心遣いがありまして、自分が履いてきたスリッパに貼付けられる小さな紙が用意されていて、自分の名前を書いて紙をスリッパに貼っつけるシステム。これ、気がつきそうで気がつかない心遣いでっせ、まじで。大きなお風呂だからこそ、人の履いて来たスリッパもたくさんあるわけで、このシステムなら風呂上がりの気持ちのよい足のまま、自分のスリッパで部屋に戻れるってわけよ。
温泉と〜スリッパ
もちろん皆さん、このシステムを100%利用されておりました。スリッパには各々の名前やニックネーム、アルファベット文字など自分の手書き文字シールが貼ってあります、当然ながら。
「おおっ!」と姉妹でちょっと感動しつつも、我らはだんだんこの小さな紙を貼るのがめんどっちくなりまして、、、、。
「みんなが貼っているんだから私らは別に貼らなくてもいいんでないかい?」と言い出しっぺの姉貴。
「おおっ!」と感激して乗っかったのはアチキ。
姉貴のアイディアで、ただ普通にスリッパを置いていくんじゃなくて、こうして重ねてしかも汚いかんじにしておけば誰も履いて行くわけがないと、、、。
温泉と〜スリッパ
「すごいアイディア!これを履いて行く人はいな〜い!!!」と大喜びした我ら姉妹。、、、、、はい、ご機嫌で風呂から出て来たら、ありませんでした、我らのスリッパ。
温泉と〜スリッパ
我ら姉妹のすごい悲鳴にびっくりされたご年配の奥様とその娘さんに「どうされました?」と言われるほど大声だした我ら。
この斬新なアイディアを説明したら「まぁ〜そんなことが(笑)」となんだか嬉しそうな顔して去って行きました、その母娘(阿呆なヤツら、、と思われたはず)。
あのわざとぐちゃぐちゃにして置いておいたスリッパは誰がどこに履いていったのか。宿の人があまりにも行儀が悪いこのスリッパを見苦しいと片付けられたのか?それならその場所にきれいに並べておいてくれるはずだし、、、。まぁ、すべては後の祭り。阿呆なアイディアに朝から己らの大馬鹿に笑わせていただきました。

姉は仕事はできるし責任感もすごい人なんだけど、たまにこういう阿呆&おバカなことを思いつく人でございます。まぁ、大喜びで乗っかったアチキも同じようにド阿呆だけど。
それこそペット達と娘を留守番にして、数十年ぶりに大人だけでの小旅行。楽しい姉夫妻とともに満喫出来ました〜。松本に行かれる方はぜひホテル「翔峰」がおすすめでっせ。