伊東ぢゅん子のひとりごと

2016/12/05 | まじでびっくり!

パスタ専門店の「五右衛門」が新浦安駅近くにあるんだけど、娘がけっこうここのパスタが好きで「母さん行こう」と誘ってくれるんですよ、たまに。
で、その日も娘がミートソースが食べたいというので買い物ついでにパスタいただきに行ってきた我ら。
11時過ぎのランチタイム前なので一番乗り。店の一番奥のテーブル、壁際を好んで陣取りましたわ。なんか壁際って落ち着くんですよね〜。

アチキのほうが娘より早飯ゆえ、95%パスタを食べ終わり、娘70%いくかいかないかのとき、娘がテーブルの上でそそくさと動く物体に気がつき、そして無言でアチキに「なんとかせいビーム」を送ってくるじゃあございませんか!
そのときはすぐ隣のテーブルにもご夫人二人が着席されていたので、慌てることなくアチキはお箸の紙袋でバッチンコしました。はい、それが出来る程度のちっこいヤツで1cm弱程度のヤツゆえ。
でも、なんてったって食事中でございます。膝の上にかけるナプキンでさらにバッチンコして二度と出て来れないように頑丈にくるんでおきましたが、それを見ていた若干ナイーブな娘、「食欲失せたわ、母さん食べてくれ」と残りのパスタを差し出すので、ぺろっと完食する伊東。
「空いたお皿を片付けます」と可愛いお店の女の子に声かけられたので、すごい小さい声で「このナプキンの中にいますよ、小さなゴキが、、」と、隣のご婦人方に絶対に聞こえないように話すアチキ。クレーマーじゃないんだし、やはり飲食業、コイツらとは永遠の戦いなのは、学生時代ウエイトレス経験のある身ゆえ存じておりますし、何よりもお隣のご夫人に配慮しての行いってやつでございます。

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可愛いお店の女の子はうわ〜申し訳ない!というお顔しつつ、その上にある大きなナプキンに全神経を集中しながらお皿をさげ、その後、デザートとコーヒーを持って来たときに、これまたすごい小さな声で「よろしければカウンターに移動しませんか」と。
「そ〜ですね!そうしましょう」と我らカウンターに移動。オッサンじゃないけど、可愛い女の子には伊東も優しいおばちゃんになるんでございまする。

ちなみにこれまたマジな話ですが伊東が独身時代、3日に1度は訪れていた小さなイタリアンの店で、衝撃的な事がありましたっけ。
そのときもミートソースだったんだけど、チーズが大好きゆえ、出された粉チーズの口を出来るだけ大きく開けてガンガン粉チーズを振りかけていたんですよ。すると、ボトっと真っ黒な何かがパスタの上に落ち、一瞬何がおきたのか2〜3秒まじで分からなかった。
その黒い物体はものすごい勢いで パスタの山を下ってアチキの腹にまっしぐら〜。
へぇ、さすがに大声あげて椅子ごとひっくり返りましたよ、あのときは。

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そのゴキはホイホイハウスのように食べ物があって真っ暗な入れ物にずっと住んでいたようでございます。あれ以来、外食で粉チーズ食べれなくなりましたわ、トラウマになって。
一番驚いたのはその数分後に再び現れたゴキをお手拭きで撃退したマスターがアチキに振り返って「これで大丈夫」とニカッと笑顔向けたことと、その一口も食べれなかったミートソースのお値段もしっかり払わされたこと。
若かったんだなぁ〜、しょっちゅう行く店だったので文句言えなかったのよ。若さって、時にド・アホよね〜。

デザートを食べながら娘曰く「嫌な事はすぐ忘れよう。帰りにTUTAYAで死霊館のDVでも借りていこう」と母娘でゴキのことを忘れるようにして帰宅。それが先日の休日の話。
そして今日のお昼での出来事。パソコン見ながらお弁当を食べていたとき。左においてあったコピー用紙がザザっと動いたんですよ。
「うおぉぉぉ!」と大声だしちゃいました、まじ反射的に、砲丸投げのアスリート並みにね。
ちなみにそれは例の物体ではなく、お弁当用のゴムが何かの拍子に、紙の下で動いていた自然現象でござんしたよ。
一人で大声出してドキドキしちゃいましたわ。あれはやっぱり怖いもんなんだなぁ。冷静なフリしてても。ちょっと久しぶりにビビりましたわ。

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あの物体の怖さってなんなんだろう。まじで幽霊よりも怖いですわ。触覚が左右バラバラに動くのも気持ち悪いし。
カブトムシが同じようにカサカサ動いたら人気者にはならなかったのかなぁ。そんなことを考えた平和は伊東でございます。