伊東ぢゅん子のひとりごと

2016/02/29 | 寿命縮むわ!

美術部員娘の帰宅はいつも20時くらい。自転車通学で学校から15分程度という近距離のおかげでどんなに遅くてもそんな時間には帰ってきます、髪ぼ〜ぼ〜にして。
だいたい18時前後には「夕飯、少なめで(部活でおやつをたくさん食べたから)」とか「ちょっと遅くなるので20:15分帰宅予定」とか必ずきちんとラインが入るわけです。
夕飯軽くってのが結構嫌いで、たまに「イヤじゃ!軽くできない」と返事することもあるんだけど、毎日連絡をきちんと入れることが、我らたった二人の親子の暗黙のルールでございます。最近は、休日もお友達と大好きなおそ松さんグッズを追っかけて、やれ秋葉原だ、池袋だ!と出かけて行く娘に、頼もしいと思いながらも絶対に連絡を入れるように教えて来たアチキでございます。

そんな母子に先週の金曜日、思わぬ出来事が勃発!
連絡がないんですよ。19時すぎても、、、。
「部活が忙しいのかな?」「夢中になってて忘れているのかな?」と思いながら待つこと40分。
「おかしいなぁ、、、」と20時過ぎまでモンモンとしていたアチキですが、さすがに連絡ないので、「怒」モードでスマホを手に取り、娘に「今すぐ、連絡して!」とラインしたわけで。
いつもなら速攻で何かしらの返事があるのに、数分待ってもなしのつぶてなので、今度は電話してみたんです、心配性のアチキは。やはり学校にいる娘のスマホを鳴らすというのはちょっと気が引けるんだけど、そんなこと言ってられない気分で。
、、、で、出ないんです、はい、例の「電波が届かない云々、、、」との無情なガイダンス。
「はぁ???なんで???」と、思いながら、待つこと15分。だんだん、スマホがつながらないとどこにいるのか、何しているのかさっぱりわからないので、どんどん心配になっちゃって。
20:40分。まだ美術部がやっているのかせめてそれだけでも知りたいと、学校に電話しちゃうアチキ。ドキドキしながら電話するも「御用のある方は、明日の8:15分より〜うんたらかんたら」と心ない留守電用のガイダンスが(汗)。
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なにそれ?どうしようと急にド心配になってきた。お友達の親御さんの連絡先は知っているけど、クラスが違うし、部活も違うし。
あ〜なんで、美術部のお友達の連絡先をストックしていなかったのか!アホ!オイラのバカ!母失格だ!と心の中で大騒ぎ。
とうとう21時なので、もういてもたってもいられなくなり、まずは学校へ行ってみようと着替えておりました。
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学校へ着いて誰もいなかったらどうしよう? お友達のお母さん達に連絡してもいいものなのか?警察か?まじ???などなどものすごい勢いでいろんなことを考えているアチキの脳みそ。そんなとき、玄関の「ピンポーン」の音が。
もうダッシュして玄関を開けましたよ、インターフォンで誰なのかの確認なんかするわけもなく駿足で飛び出して玄関開けて、、、。
「ごめ〜ん、母さん〜」と冷たい風で顔真っ赤な娘だったんです。
「ふぇ〜ん、よかったぁぁぁぁ」
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ほんとに娘の顔みたとたん、急に涙がでちまって、、、。怒るとか文句言うとか通り越して「安心しすぎて」目から、水が、、、。
さすがに連絡しなかったので母にどやされると思ってあわてて帰ってきた娘もそんなアチキにびっくりして。
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こんなこと初めてですわ。娘に背中をさすられながらヨヨヨヨと泣いてしまうアチキ。
「ごめんね、ごめんね」を連発しながら、何でも授業中にスマホをいじっていて担任の先生にスマホを取られてしまった、とのこと。
「おめ〜〜〜〜〜〜よぉぉぉぉ」。
とにかく安心しすぎて、授業中にスマホをいじっていたことを怒ることもせず、とにかく「良かった&良かった」を連発してしまった金曜日の夜でございます。はぁ、、、疲れました。
ちなみに娘は美術部でこんな作品を3日〜4日で仕上げなくてはいけなかったそうで、帰宅したこの夜はなんと徹夜しておりました。母はうれしいぞ、一生懸命何かに取り組む娘の姿。
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今回のことは自分でもこんなに弱いの?ってびっくりした出来事でした。スマホ依存がいけないんだと担任の先生に怒られている娘だけど、母であるアチキもなぁ、、、、娘に怒れないなぁ、、、、、こんなに依存しているんだもんなぁと反省した出来事でございました。
はぁ、ほんと寿命縮みました。やれやれ。