伊東ぢゅん子のひとりごと

2002/08/22 | 伊東のオヤジ編その1

さすがにお盆休みの前はかな~り忙しくてHPを更新する気力もなかった伊東です。世間話をする元気もない、それくらいハードでした。これもお客様は神様です~!ギャラをくださる方々はには足を向けては眠れない伊東でございます。(ウソ)
その忙しさの中でも、旅行が大好きな伊東ゆえ、何とか8/14(水)から2泊3日で渋い温泉街の熱海へファミリーで行ってきました。ダーリンマンの会社の保養所っていうのかなぁ、高台にあるマンションの3LDKが身内料金だと1泊500円で宿泊できるもんで、しょっちゅう利用させていただいてます。その名も熱海のアビタシオンマンション。そのボロいけど広くて見晴らしのいいマンションに今回は伊東の実父と実ババも参加してアウトドアしたり、温泉入ったり、もちろん、夜は地元の寿司屋にくりだしての宴会を楽しんできたわけです。
よくこのコラムではダーリンマンの悪口をガンガンこぼしている伊東ですが、今回は題名の通りターゲットは伊東のオヤジ。半端じゃない、オヤジくさいオヤジ。

今始まったコトじゃないんだけどさ、とにかく初めて訪れる飲食店でのトークが許せない!何十回も何百回も口をすっぱくして注意しても治らない、異常性格というか、一言で言うと「タコ!」ね。
例えばさ、お寿司屋さんにファミリーで訪れたとする。威勢のイイ板さんが「今日は○○がいいのが入ってまっせぇ~」と声を掛けてくれる。すると伊東のオヤジはすかさず「マズいところが入ったとは言わんよなぁ」とくっだらないコトをニヤニヤしながら言う。その一言で伊東と伊東の母親は「だまってなさ~い!」とオヤジに怒ることしばしば。そこでお店の人たちがコリャ1本とられた~!なんて顔をしてくれるような懐のデッカイ方々だったら何の問題もありゃしません。伊東だって文句言いませんよ、そりゃ。でもね、大抵ムッとされるんです、ええ、大抵。

今回もそうでした。初めてのお寿司屋さんでは3代目の若い板さんに向かって「ちゃんと実の親以外のところで修行したのかぁ」とかニヤニヤして言うし。(おめぇに関係ないだろ?)。例によって「旨いトコね、不味いところがあっても皿に盛らないでな!」だと。ランチでお邪魔したイタリアンレストランは確かに値段が立派でして、スパゲッティが単品で1500円以上。ウニスパや明太子スパを頼んで、伊東のオヤジはペペロンチーノにさせたら「どれもこれも似たような味だなぁ」と声がでかいわけ。ちびっと恥ずかしいわけ、そんな時の伊東は。若夫婦2人で切り盛りしている洋風の食事処では、スズキのムニエルとフランスパンをを頼んだ時も「佐藤さんと一緒にパンを持って来ちゃダメだよ」とすっごく嬉しそうにお店の女の子にしゃべりかけるオヤジ。「は?」と一同引いたね、5メートルくらい。魚のスズキと佐藤さんをかけてるわけね。お店の女の子も理解不能だったご様子。しかも、その店で「ぢゅん子、熱燗飲むか!」とオヤジが言うので「うん、いいよ」と伊東が答えたら、お店の女の子に「熱燗の大きさってどれくらい?」と聞くオヤジ。伊東が「一合どっですか、二合ですか?」と徳利の大きさを聞いたら「普通ですが、、、」と答える店員さん。そんな彼女を見て大喜びのオヤジは「じゃあ、これくらいか?」と両手で30cmくらいの高さを示すわけ。すると若い女の子「そ、そんなには、、、」と困り顔で答えたもんだから伊東が、「ごめんなさい、からかってるだけだから(このタコオヤジが)」と助け船を出すと「すみません、まじめに答えてしまって」と若い女の子は赤面。かわいそ~だろ!彼女は今、忙しいんだよ!クソジジイ!!!と思うわけね。

市場あたりに買い物に行っても、そうなのよね。「イキがいいよ~」という言葉になぜか敏感なオヤジは「イイも悪いもそれしか言わないんだよなぁ」と。ぶっとばされたいのか、このクソオヤジ!

伊東が子どもの頃はすっごく子煩悩な人で、オヤジが帰宅するのを首を長くして待っていた私ら姉妹ですが、最近のオヤジにはほとほと困りものです。ま~ね、そんなオヤジですが68歳にしていまだに現職で仕事をしているので外食すれば大抵はオヤジがゴチしてくれる。ま、文句言いたいけど、おごってもらっている身ゆえ、仕方ないか、こりゃ。この伊東のオヤジは税務関係のお仕事してて、普段は「先生」とか言われてフンヅリかえっているなんて信じられないよ、まったく。

ま、甲斐性があるのはすっごく認めてるし、尊敬もしているオヤジ殿ですが、この手のオヤジギャグは何とかならないもんですかね~。同席している人の身にもなってほしいもんです、ハイ。ちなみに伊東のオヤジは「これからはインターネットくらいできなきゃな!」と言って、1年と7カ月前にノートパソコンを20万円で購入しましたが、いまだに蓋も開けられないゆえ伊東のこのオヤジの悪口編は見ることができないのだ。悔しかったら見てみろ!ってんだ、オヤジめ。

昭和ひと桁のみょ~にガンコなオヤジが伊東の実父なのです。

平成14年8月21日の独り言