伊東ぢゅん子のひとりごと

2026/04/20 | 大豆の危機 その2

その日の夕方、今までお世話になっていた病院へ退院させるために向かった我ら親子。ドクターの説明聞きながら一日中泣き腫らして化粧も崩れ鼻はトナカイになっている娘MAOさん。やはりもう手の施しようがないとの説明。再びギャン泣き。人はこんなにも涙が溢れ出てくるのか?というほどの涙の量。
その日はなぜか小学2〜3年生くらいの女の子が受付に入っていて、おそらくドクターか看護師さんの娘さんだと思われるのだが、その女の子が娘のギャン泣き姿に釘付けになっていたのが印象的だった。

その日は我が家に連れて帰り、とにかく明日の夕方にはその設備の整った病院に転院できるという微かな希望を抱き、娘の希望でリビングに布団を敷いて我ら母娘と大豆くんとシンとウズラの全員で寝ることにした。

正直、私までリビングに布団敷いて寝るの?って聞いてみたんだけど、娘MAOさんはとにかく「つきってくれ」とひとこと。
怖いんだよなぁ、、、夜中に急変しようものならどうしたらいいのかわかんないもんなぁ。

フラフラの大豆くん、、、。犬用のオシメをしても嫌がってはずす元気もなく、それでもお水のところに這うように行くけど、ムカムカしているせいなのか、お水を飲むこともできず。その姿を見て再び娘ギャン泣き。「生きようとしているじゃん!こんなに生きようとしているのに、、、」と、、、。

命が無限じゃないことを亡きダーリンマンや祖父母からしっかり経験している娘MAOさんのはずだけど、大豆くんへの愛の深さは半端なくてそばで見ている伊東もきつい夜だった。なかなか眠れない中、一日中泣きはらしているせいかウトウトと寝ているMAOさんの腰にぴったりくっつく大豆くん。少し経つとフラフラしながらお気に入りのキャットタワーに移動して、また少し経つとMAOさんの肩にぴったり寄り添う大豆くん。そしてお水の場所へフラフラ。このコースを何度も何度も辿っていた。ぜったいに伊東の布団には入らない、この1人と1匹の強い絆をさらに感じた夜だった。

そして次の日の夕方、、、待ちに待ったALL動物病院での診察。
大豆くんが糖尿病になってからネットでさんざん調べていたMAOさんの希望通りの治療をしてくれるとのこと。鼻から管をいれてとにかく栄養を摂らせて、血糖値もいちいち採血して調べるのではなく、特殊な装置をつけて四六時中血糖値も測り、それに合わせて点滴でインスリンを体に入れて行く。ALL動物病院のドクターは「治らないと思ったら入院させない。五分五分です」とのことで、母娘で心の底からまだ希望がある!大豆くんを連れて帰れると喜んだのだった。