伊東ぢゅん子のひとりごと

2005/04/25 | デブっちん!

しかしまあ、伊東のダンナは90kgを超えた体重で、ウエスト1メートルと数センチもあるデブっちん!高血圧で降圧剤を手放せないし、最近は足が痛いとか、おめーは「糖尿病か?」とドやしつけたくなるダンナです。
そういうと、伊東が極妻、鬼嫁、愚妻の最高版のような印象を与えてしまうかもしれませんが、正直、わたしゃ、よくやっていると思いますよ、我ながら。夫婦共働きなのに、今朝だって洗濯3回もまわしてベランダ中干してきて、ウサギのケージの掃除して餌あげて、娘に朝ご飯食べさせて保育園連れて行って、で、やっと事務所に来て「さぁ、稼ぐぞ~!」と気合いを入れなおして仕事してるワケだし。
まぁ、これくらいはいいよ、どってことない。共働きでもどっかの国みたいに男女平等、仲良く家事を分担する夫婦なんて、まだまだこのニッポンには少ないわけで、そんなもんも期待するほうが苛つくしな。それもわかるわ、伊東。
で、な~んで、デブっちん!と怒っているかと言うと、我が家の玄関にはダンナが毎朝、スーツを着たまま体重がはかれるように体重計が置いてあるわけ。わたしじゃないよ、置いたの、ダンナよ、ダンナ、デブっちんのダンナよ!
「何でこんなところに?」と聞いたら、ヤツ曰く「毎朝、忘れないで体重をはかれるようにしてるの」だと。
いいよ、それもいいよ、ダイエットってヤツは本人次第なんだから。
で、今朝、早く目覚めたダンナ。「なんか、目が覚めたから起きるね」とベッドを抜け出したのが朝の6:00.私は眠い目をこすりながら「トーストがあるから、目玉焼きでもして」と声をかけた。
ちなみにダンナはすっげ~~料理をするのはスキなお方で、私がやらなければ100%喜んで台所へ立つタイプ。な~んで、普段、ダンナを台所に招き入れないかっていうと、一言「台所がぐちゃぐちゃになるのが許せないから」。ダンナが作るのはいいんだけど、シンクまわりや床がべちゃべちゃになるんだわな。野菜もとびちってるし、コンロも油だらけになるのがね、そ・れ・が~私には許せないのよ。
で、7:00に起床して居間に降りていった私がみたものは、朝からコンビニで買ってきたでっかいカツがはいっているバーガーをまな板の上で分けて、わざわざマーガリンを塗ってキャベツの千切りを挟み込んでいるダンナの姿。しかもその横には卵サンドにコロッケが二つ挟んである、私はまず、絶~対に自分からは買わないタイプの調理パン。どうして、卵もベーコンもイギリスパンもあるのに、何故にコンビニの調理パンかい?????
はぁ~~~っ、アンタは痩せたいんじゃないの?何がしたいの?なんなのよ?って、まじ、朝からあきられるというか、何ともいえないショックな気分を味わっているミー。さすがにほっとけなくて「ねえ、この調理パンのカロリーがどれくらいあんのか知ってるの?」と声をかけました。ダンナ、首を横にふりふり「知らな~い」だと。「な~んで、朝からカツバーガーにコロッケが二つも入っている、しかもゆで卵にマヨネーズがあえてるヤツも入っている、そんなデブしか食べない調理パンを食べれるの?」「これ全部食べたら800キロカロリー超えるよ。朝からおにぎり4個分食べるわけ?」すると、ダンナさん、「え?そんなにあるの?」とちょっと恥ずかしそうな顔。本当はもっと早く食べちまってればよかったなぁ、とも思った顔ね、ありゃ。
わたしゃ、朝から言いましたね。言いたくないけど、言いましたよ。「何よりダイエットする、医者に絶対に痩せろっていわれている人がなんで朝から揚げ物ばっか食べるんよ???」とね。ダンナ「やっぱ、まずいかなぁ?」とボケ面しているので、心を鬼にしてとりあげました、せめてコロッケ2コ入っているほうを、ね。
いじめているワケじゃないんだよ~。キミのためを思っているんだよ~、この心を鬼にした鬼嫁は。わかってるのかなぁ。いくらお医者さんが朝はたくさん食べてもいいよ、と言われてもキミねぇ、限度があるんだよ。
ど~やったら、このデブっちん君の根性を変えられるのか。最近は帰宅途中、電車の中で酒のんでくるし。「家に帰ってから呑みなさい、酒と一緒にサキイカ君とか食ってるからだめなのよ!」と何度言ったことか。
はぁ、むなしいなぁ。
病気になってもワシャ知らんからな!!!食事制限しなくちゃいけなくなったダンナの前で、ワタシャあんたの大好きなカツ丼食ったるぞ~~~!
まじ、本気モードで日々鬼嫁になりつつある伊東でございます。