伊東ぢゅん子のひとりごと

2001/10/13 | 新島バカンス-その1-

10/5~10/8の3泊4日で新島へ行って参りました。ええ、伊東の家族アンドT氏ファミリーで。
金曜の夜10時に竹芝桟橋を出航して次の日の朝8時45分に新島に到着!贅沢だけどやや子がいるので1等船室で布団付の部屋。ただし10人くらいの相部屋でした。釣りマニアっぽいオヤジ1人が部屋に入ってきて我らを見るやいなや舌打ちしてましたぜ。
「ちっ、ガキがいる部屋か」
そんなオヤジの表情。無理ないか、夜泣きでもされた日にゃせっかくの1等室の意味がぶっとぶもんね。ちなみに伊東の娘もT氏の赤ちゃんもぐっすり寝入ってましたけど。
しか~し、新島は何もナイ!こんなに何もなくていいのか、新島!
コンビニもなけりゃ、気の利いた飲み屋もない。あるのは海と金のなさそうなサーファーのみ。とは言ってもせっかくのバカンスだし、釣りをしたりアウトドアしたり、それなりにエンジョイしたわけさ。いろんなハプニングがその後、待ちかまえているとも知らずにね。

まず、レンタカーを借りようと某レンタル屋へ伊東がTELをしたときのこと。
「○○○の車を借りたいのですが…」と言ったとたん、
「もう出ちゃっててないよ!」ガチャン!だって。「はっ??????」
なんか伊東は悪いこと言ったんかい?結局その店が宿の近くにあると言うことでT氏が直接借りに行くことに…。
そしたら1日1万円で軽車を借りてきたんだけども、そのお店のおばちゃん曰く「サーファーにウチの車は貸さない主義」だと。新島でレンタル会社やっててサーファーを省く、この根性!過去に何があったのか知るよしもないけど、おばちゃん、そりゃないでしょ!伊東はサーファーじゃないけど、あの電話の切り方にゃ、アンタ問題あるよ~。もう少し商売っ気を出しなさいってば!
そして、大人4人プラス子ども2人ぎゅうぎゅう詰めになって軽車に乗り、島内観光へ。よく見るとその車、最大200Kgまでとか書いてあったけど、「ま、いいかぁ~」。でも、どう計算しても伊東の亭主が85KgでT氏が70Kg、その女房が53Kgで伊東の娘が13Kgでベビーが5Kgで、しかも釣りやアウトドアグッズは5Kgプラスですでに合計231Kg。伊東の体重は秘密ですがこの数字に伊東が乗っかったら超オーバー体重だもんね。
そのせいか分かりませんが、次の日の朝4時に起床して1人で釣りに出かけたT氏は、坂道を軽快にクルマを飛ばしていたらシュルシュルシュ~と見事にバッテリーが上がってクルマはうんともすんともいわなくなったとか。
結局朝から40分かかって宿に戻った気の毒なT氏。しかも途中から援助に駆けつけた伊東の亭主は、波がうち寄せているその桟橋に、クルマを置いたままにしたら波に持って行かれると1人で騒ぎ出し、その姿にT氏は困惑したとか。もし、波にクルマがさらわれたら「折半で弁償しなくては」とか、よけいな心配事に頭をフル回転させた伊東の亭主。T氏は「だって、レンタル屋のクルマが悪いんだろ?オレには非はない!」といいたいのをグッと我慢して、レンタル屋のオヤジが連れに来てくれることをひたすら祈ったそうな。せっかく早起きしたのにね、T氏。ごくろうさん、ご愁傷様。
観光協会から紹介された宿も古くて、しかも掃除が行き届いていなくてイマイチだったし、出てくる料理も冷めてるし、刺身だって東京の方が旨いよ、はっきり言って。そんなカンジで2泊して、新島を去る日になったのだ。
そして、いよいよ大ハプニング&パニックが我らを待っているのであった…。

その2へつづく


ただのド田舎新島。