伊東ぢゅん子のひとりごと

2007/04/26 | 伊東家の食卓

伊東家のごはんはとにかく多い。
ダーリンマンも娘も毎朝だいたい7:00に起きてきて5分後にはテーブルに向かって朝ご飯を食べている、そんな胃の丈夫な人たち。
ちなみにわたしゃ、そんな立派な胃袋を持っちゃいないから、起きてから最低40~50分たたないと食欲ってものはわきませんけどね~。この二人には毎朝感動ものですわ。ちなみにダーリンマンはむっちゃ二日酔いでも「朝飯、いらない」と言ったことないしね~。観察していると若干食べるのが遅くなる程度ね、二日酔いのヤツは。
たいてい夜寝る前に朝ご飯の下準備は進めておく、ってのが伊東流。朝からハチャメチャになるのを少しでも自分なりに和らげるためなんだけど、我が家は親子三人揃って飯を食うってのが唯一朝だけだから、それなりに朝ご飯も作るワケ。洋食和食を交互に出すワケだけど、まぁ、ダーリンマンも娘も文句を言ったためしがないのがいいところ、かな。

で、こっちがこっちがダーリンマンの朝ご飯。お皿をたくさん使って洗い物を増やしたくないので、一枚のプレートの上に全部並べるのが我が家流。給食みたいね、これじゃ。

とはいえ、娘が春休みだと週に3日は学童へ毎日お弁当を持っていくのでその仕事もプラスされるわけだから、半端じゃありません、朝の母ちゃん業務は。お弁当に35分以内、朝食に15分以内、後かたづけに10分、洗濯に15分、ウサギのレオに5分と分刻みだもんねぇ。
「忙しいんだからダーリンマンの弁当なんてこさえなくていいのよ、あんたは! 娘と自分のだけにしなさいってば!」と言う伊東の心の声も聞こえるんだけどさぁ、なんか作っちゃうんだよねぇ、ダーリンマンのお弁当も。アイツの弁当も作るってのは相当量が増えるわけだし、本人も毎朝満員電車にゆられながらわざわざ重い弁当を持っていくのも嫌なんじゃないかなぁ~とも思うんだけど、毎回目を輝かせながら「おっ、オレの弁当☆」というダーリンマンの面(つら)見ちゃうとね~、「…仕方ねぇ、アイツのもつくるかぁ」って感じ。

自分で自分の首をしめているのも十分わかっているんだけど、なんか手が抜けないんですわぁ、弁当はトクに。もうフタをあけた瞬間にだけ勝負をかけているような状態で、「どうにかしてあの二人を喜ばすか」って気持ちだけだもんねぇ、早朝の台所に一人立つ伊東の心境…。
最近見つけたお気に入りはゆかりのまぜもので、ご飯が真っピンクになるやつ。ゆかりのにおいが好きな人にはオッケーな味なんだけど、一瞬びびるようなピンクいろ。
しかしまぁ、お弁当の詰め込み作業ってのはほんと~~~~~っに大変な作業だわさ、あれは。本やネットでみるような綺麗&かわいい弁当にするのって、まじ大変。この日も本当は伊東のイメージではピンクのご飯をハートにくりぬいて、そのまわりにしろいご飯をつめて…だったのに、それがどうしてもできない! ハートが崩れちゃってピンクと白がめちゃくちゃ。で、さんざんトライして結局星形の海苔やカリカリ梅干しをしらした状態の弁当になったのだ、娘のは。悪戦苦闘したハートのピンクおにぎりはダーリンマンの弁当にむりやりつっこんじゃった、まじに無理矢理。

いや~、イラストの世界も技術&根気が必要だけど、弁当がこないに奥が深いとは。いやはや長生きするもんだ。これからも伊東なりに四苦八苦しながらいろんな弁当制作にトライしていくぞ~。失敗したら、みんなダーリンマンのお弁当に入れちゃえばいいもんね~(本音)
まぁ、娘命の母ちゃんなんてのはこんなもんだと思うんだけど、48才になろうって大の男がハートのピンクごはん持って喜んで会社に行くってのもかわいいっちゃかわいいわね~。デブ専の気持ちがやや分かる今日この頃。なんでも旨そうに食うっ!これが平和の秘訣かもね!

ある日のひとりごとでした。