伊東ぢゅん子のひとりごと

2002/03/12 | ダーリンマンの愚痴

昨夜、ミーは久しぶりに友人と築地のお寿司屋さんへ行ったのだ。その店は初めて訪れたお店でしたが、一見のウチらを嫌うことなくカンジはいいわ、何より寿司の旨いこと!ちょっと感激しちゃったよ、ア~タ。マグロの赤身の旨いこと。ほんのり脂がのっていて、少なめのしゃりとの調和もベリーグッド。口に入れたとたん、ミーが変な顔(私としてはうまさのあまりににやけたつもりだったのだ)をしたらしく、友人の彼も「おめぇ、変な顔するから板さんがへんなもん、出したかな?と不安そうな顔してたぞ!」と注意された。失敬な!

で、熱燗もめずらしく旨い酒で気分も上々。もうこれ以上入らんぞ!というくらい寿司を堪能したんですわ。んで、ミーのいつものクセ。旨いモンを食うとダーリンマンにお土産を持って変えるクセがありまして、さっそく板さんにお願いしてネギトロ巻きや穴きゅう巻きなどダーリンマンのお好みの巻物を詰めてもらってぶら下げての帰宅。ま、マンガに出てくる酒に酔った親父が寿司の折り詰めをひっさげて帰宅する~それが我が家では私の役なのね、こりゃ。

ダーリンマンは可哀相に夕食は、スタンドでカレーを食したらしく私のお土産を大喜びで開けて「ビールも飲んじゃお!」とルンルン。「いい年こいて寿司の箱詰めに感激するヤツ」と腹の中で思いましたが、ルンルンしているところに水を差しちゃイカンと思い、「まぁまぁ、早く食べんしゃい」とミー。

すると、気分がよくなりすぎたダーリンマン。「今日は上司ともめちゃった」とか「お客さんととらぶった話」とかエンエンと話し出したわけさ。どっかの会社の工場長が自分を通さないでお客さんに謝りに言ったのは筋違いとか、とにかくダーリンマンは超具体的に話すわけです。その日のトラブルを。
○○会社の課長のHさんがどうの、現場の係長のKさんがどうの、「知らね~っつうの、その人らを私は!」と言いたいのをぐっとこらえて、何とか話題を変えようと話の流れが止まるチャンスのみをうかがう私。

しかし、性格でしょうが伊東の旦那さんはまぁ、とにかく子供っぽいところがありまして、例えば台所で私が料理をしていると「何作ってんの?」とのぞきに来たり(すると伊東は「来るな!出来るまで待っとれ!」と毎回追い出すけどね)へたすると台所に椅子を持ち込み、ビールを飲みながらやはりその日にあったことをエンエンと話したりするわけ。ミーが子供の頃、やはり台所にいる母にその日あったことを全部しゃべってから自分の部屋にひっこんだガキでしたが、まさにそれ。43歳でそれと同じ。

こんなダーリンマンですが、結構ナイスな所もありまして、先日ミーがインフルエンザで40度の熱にうなされた時、一生懸命氷枕を作ったり、薬を買いに行ったりと当たり前のことかもしれませんが、結構頑張ってくれるわけです。やれそうで、やんない旦那も世の中多いからね。やっぱ、そういうところがお互いにあると相当激しいケンカをしても離婚にはならんと思うわけで、会社の愚痴をこぼしている旦那の顔をよくよく見ながら「ま、コイツもいなきゃ困るし」と話を聞き流しながらそんなことを考えるミー。

夫婦仲良く元気良く。愛する我が娘のためにも健康でいようと思いつつ、ダーリンマンに寿司の箱詰めを土産にする私は旦那を太らせているだけか、との反省も。

そんな毎日を送りつつ結婚5周年をすぎたウチらでありんす!


噂のダーリンマン