伊東ぢゅん子のひとりごと

2002/03/22 | うな釜とダーリンマン

3月吉日

日曜日の夜、友人夫妻をさそって前から気になっていた家の近所の釜飯屋に行くことにしたのダ。釜飯って、たま~に無性に食べたくなる。たいていは釜飯屋さんは焼き鳥もやっていて、その2つのメニューを堪能するのがたまらなく嬉しいし。店の当たりはずれもあるので、もしも総合点数が50点以下だったらミーがゴチソウするというリスクもつけての釜飯晩餐。

とはいえ、せっかく焼き鳥&釜飯を堪能しようと思っても、座敷に通された我が娘がじっとしているわけもない。しかも、8畳くらいの和室に我ら大人4人とガキ2匹、それにカップルさんが1組。この人たちにゃあ、悪いなぁとは思いつつ、ガキを箱ん中に閉じこめておくこともできずに、ちょろちょろ歩き回る娘に「そっち行っちゃメッ!」とか「座ってなさい!」とか親らしいことを言う私。だが、今更そんな言葉にびびる娘でもなく、結局完ムシ。そんな私を見ていたダーリンマンが「こういう時こそしっかり怒んないからいけないんだ」とか何とかえらそうなコトをぬかすので、「じゃぁ、ア~タが怒んなさいよ」と言ってみたら、ちょいとムッとした顔面で「こら、バタバタ歩いちゃだめだろ!」とか申してましたが、ふっ、ザマーミロ!やっぱ、完ムシされてやんの!あんな店で本気で怒ってみい、大泣きされてそれこそ、カップルさんに申し訳がたたないだろ!ばかめ。、、、(心の叫びですけどね)

そんな中、出てきた料理はなかなかのもので、焼き鳥は89点、一品料理も総合83点くらいはつけてもいいくらい。あとはお楽しみの釜飯だ!そして、そろそろ注文しようとそれぞれ自分のリクエストを口に出したのであったが、友人夫妻は迷いなく「カニ釜飯」、私は鶏釜飯か五目釜飯か悩んだけど結局具を欲張って「五目釜飯」そして、最後まで悩んでいたダーリンマン「おれ、どうしよう」「う~ん、椎茸釜飯にしようかなぁ」だと。おいおいいくら最近のアンタはダイエットモードとは言え、あんなにたくさん焼鳥や刺身を食っておいて今更シイタケはないでしょう、ダンナさんよぉ~。っと思ったのもつかの間、「やっぱ、うなぎ釜飯にする!」とのダンナの声。え???っうなぎ?といっしゅん一同は静まりかえったのですが、そんな気配に気づくわけもない彼は「うん、うなぎ釜飯!」と2度も口に出したのだった。

うなぎと言えば「うな重」。うなぎは釜飯にいれて炊くものではな~~~い!と心で叫んでいたけど、ダンナが「食べたい、そうボクは今、うなぎも食べたくて釜飯も食べたいんだ!」という面して、ニコニコしているのを見るとそんな言葉も飲みこんだワタクシ。

そして、出てきました、みんなの釜飯とともにうなぎ釜飯も。うな釜の味のうんぬんは聞かないで「うん、カニ釜旨い」とか「五目もいいよ!」とか言いながら自分の釜飯を食す我ら。一口二口食べたダーリンマンは「俺のも食べてみ!」といらないと言っているのに無理矢理あいた茶碗にうな釜を小分けしやがった。いらないと口に出して言ったのに…とブツブツ頭の中で考えつつ口に入れたうな釜は、ハイ、そうです、思った通りのそのお味。「なんじゃこりゃ…?」絶対、お米だけ炊いてその後でうな重のあま~いタレをぬってウナギをのっけたんだ、これ。釜飯っつうのはちょこっとできるお米のお焦げや炊き込んだ素材の旨さを堪能する料理なのに。コヤツはがりごりの硬い米にうな重のクソ甘いタレが無理矢理からめてあるだけじゃん!

おいおい、あなたはどこまでセンスが悪いのですか?心の中で叫んだね、私。そうすると、昔もらったプレゼントとかもついつい脳裏をよぎるんだもんね。だってさ、プレゼントにベストをくれたことがあったけど開けてびっくり玉手箱!言葉も出ないことあったし。下町のおばちゃんが買いにくるような店で、これ買ったべ?と聞きたくなるようなサッチーが着るようなベスト。そう、表面がヒョウ柄。しかも右胸にヒョウがいるのよ、動物のヒョウが。ボタンだって金色。襟も半端じゃなくでかくて、背中は全面黒。ど、ど、どうしてこんなセンス…私、こんなの着たことあるか?と問いただしたくなった、マジで。おいオヤジ、ホント、超センスナシ!ついでにインドネシアに出張したときのお土産も半端じゃなかった。スカート7~8点、上着やベスト各3~4点、靴3足、しかも安いストリップ劇場の姉ちゃんが身に付けてるような最悪なセンスの下着。超~ハイレグで黒やピンクやイエロー、プラス編み編みのレース。おめぇ…いくらインドネシアは物価が安いとはいえ、考えてくれよ…靴だってサイズがでかくて履けないじゃんかよぉ。

うな釜で、こんなにいろいろ思い出しちゃった。まだまだ沢山センスの悪いダンナの話あるんだけどなぁ。
仕事の合間の独り言くらいじゃ書ききれん!すっごいなぁ、伊東のダンナ。半端なヤツじゃないよ、まじで。

それ以来、ダンナが何かしでかすと「仕方ないよ、うな釜だもん」と思う伊東であった。