伊東ぢゅん子のひとりごと

2012/05/10 | 奇跡のニュージーランド

無事、娘の卒業式も終えて、念願のニュージーランドに行く事になった伊東家の女子の面々。
リーマンのダーリンマンは1週間も会社を休む事もできず(まぁ、休んだら机と椅子がなくなってそうだし)、伊東の姉貴と妹のダンナ様も「せっかくだから女同士で行っておいで」ということで、78歳の母ちゃんとともにニュージーランドのテカポ湖に、よっしゃ~GO~~~~~~!、、、
の、はずが、なななんと、出発前日に娘マオが恐ろしい事に37度6分の熱出すし、、、。
「おいおい、おめ~の小学校じゃ今、インフルエンザ流行ってたよな~~。しかも卒業式だからって、休みたくないお子さん達が火照った顔して咳き込んでた出席してたよね~、おいおい、まさかご丁寧にうつってきたわけ???」と思いつつ、ちょっとビクビクしながらまずは小児科へ。
娘に何度も「口が裂けてもドクターに、明日からニュージーランドに行く予定だなんて言うんじゃないわよ!」と何度も何度も念を押すアチキに、娘は「なんで?いいじゃん、言っても…」というので「シャラップ~!だまらっしゃい!!!」と自分が親だってことを忘れつつ、娘におどしをかける伊東。
その心配もよそに、ドクターの診断はインフルエンザじゃなくてタダの風邪!とのこと。いや~、ありがたや、ありがたや。やっぱ普段の行いがいいからだわ~と思いつつ、出発当日の朝、熱を測ると36度8分。
家を出るのが午後2時なので、それまで布団の中で寝てていいよ~と、娘をいたわりつつ、最後の荷造りするアチキ。そして、そろそろ2時近い。母と妹が車で迎えに来るからと娘を起こそうとしたら、なななんと、顔が真っ赤に。おそるおそる熱をはかると38度7分。どっひゃ~~~~~!
なんちゅ~こった!!!!!
仕事先にもしっかりお休みする旨お伝えしたし、愛犬ココもお値段の高い、一日お散歩3回してくれるけど宿賃に+4000円(/1日)でお願いしたし、何より今回はエコノミープレミアムでの長旅なのよ~~~。プレミアムつけて往復一人80.000円もするのよぉぉぉぉ。
悩みましたわ、久しぶりに心の底から悩みました。
、、、、で、悩んだ末、行っちゃいました、ニュージーランドに熱出している娘とともに。

母も「昼寝からさめると熱があがることってあるじゃない~。何とかなるわよ~、最悪、向こうで点滴うってもらおうよ」と誘うし、妹も「インフルエンザじゃないのなら機内で爆睡してたら治るわよ」姉貴も「思ったより顔色いいじゃない、大丈夫よ」と伊東他3名がそのように申してくれたもんで、、、。
成田空港では何度か「パパに電話したい、、、」と私の携帯を貸せと言う娘。今、おめーさんに携帯貸してダーリンマンに電話された日にゃ、間違いなくヤツに「今すぐ帰って来い~」って言われちゃうに決まってる。ええ、かたくなに貸しませんでした、アチキ。
まぁ、さすがに機内ではほっぺを赤くしてぐったりしてましたが、若さですなぁ。12時間近いフライト時間でオークランドに到着。すぐに国内線に乗り換えて1.5時間かけてクライストチャーチ空港。そこからバスで4時間という、なが~い時間をかけて目的地の「テカポ湖」に到着!その頃にはほぼ熱も下がり、食欲もアップ~~~!ヒヤヒヤしたけど、よかった~~~、この地に来れて(喜)。

本当はこの夜の21時からテカポ湖星空鑑賞ツアーに参加する予定だったんだけど、なんせ南極まで飛行機で3時間というだけあって夜の寒い事。
さすがに山のてっぺんにのぼって、世界遺産登録しようとしている星空を見に行ったら愛する娘が肺炎になっちゃいそうだからそれは残念無念だけどガマン&ガマン(当たり前か)。
伊東の姉妹はすごい強風と寒さで星空を楽しむどころじゃなかったと次の日言ってましたが、78歳の母はド根性だして強風の中踏ん張りながらガイドさんにくっついて質問していたとか。さすが伊東家の母上じゃ!!!
マウントクックやミルフォードサウンドまでバスツアーも体験。途中、いくつかの湖があるんだけど、その色の綺麗な事。水色でも黄緑色でもなく、とにかく見た事がない湖の色でしたわ。

たくさんの大自然の中、一生分とおもうくらいの羊とアルパカを見てきましたわ。クィーンズタウンは湖畔の街で、かっちょいいバーやレストランも多かったですわ。数年前にサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島に行ったことがあるんだけど、その街にもすごく似てたなぁ。観光化された湖畔はみんなこんなもんかな。

その後、オークランドに移動したけど、ニュージーランドは南がいいですわ。お金持ちだらけ~ってかんじだったけれど、働いている人達もとても感じがいいし。
オークランドは移民だらけで世界中の人種が集まっている都市でした。
ヒヤヒヤ気分で旅立った我らでしたが、美味しいもの、とくにサーモンとラム肉が美味でしたし、大自然の中で、心の洗濯をジャブジャブして来られました。
ちなみに帰国する飛行機の中、娘に「当分海外はパスね!」と言われちゃいましたけども。テカポ湖の星空はもっとおばあちゃんになって、おじいちゃんのダーリンマン連れてリベンジしようっと!
まずは無事行けて良かった&良かった伊東です。