伊東ぢゅん子のひとりごと

2020/09/18 | 座骨神経-漂流記(6)

〜(5)からの続き〜

さてさて、坐骨の旅を続けながらほんとにキツイ出来事もございました。
藁をもつかむような状態で、どこの病院がいいのか、どんな治療がいいのか、いまいちどこも当てはまらず迷走しまくりのアチキ。
そんな中、姉のお知り合いからすごい名医のドクターがいるのでぜひ一度行ってみ!との急遽連絡が〜。
なんでもアスリートや芸能人さんを特別に診るような、その世界では有名なドクターだそうです。
はい、行ってきました、電車で一時間以上かけて、その大先生のもとに。

とあるビルの30畳ほどある一室にベット2つと座る椅子があるだけ。天井がすごく高かった。何が不思議って、予約した時間5分前にきちんと到着して、おそるおそる部屋に入っていった伊東を完全無視して患者さんとず〜っとしゃべっている大先生。30分以上完全無視。
受付の人もいない、大先生一人のお部屋。

「ここに座っていてもいいの?」と不安な中、40分過ぎてやっと患者さんとの世間話を終えた大先生がチラッと伊東を見てそのまま外に出て行った。
大先生と今の政治がよくないとか話していた患者の奥様が「相当痛いからがんばってね」と小さなガッツポーズを見せて出て行った。

はい、生まれて初めての治療は痛いなんてもんじゃありませんでした。
あんな大声出して「ギブ〜!!!」を連発したことも半世紀以上生きてきて人生初でございます。

座骨神経-漂流記(6)

治療後、大先生はとても外科手術をコテンパに避難されていたのがとにかく印象に残る1時間でございました。

その後、伊東を紹介してくださった人が尋ねたところ、ずっと伊東のこの日の様子を話されてうんざりされたとのこと。
しゃべることが大好きそうな大先生でしたが、なんだかそれを聞いて心がドン引き、、、。
ごめんなさい、一回の治療で「明日からゴルフできるよ」と言われましたが、30%も痛みが引いておりません〜(大汗)。
この治療を続けるべきか、これまた夜も眠れぬほど悩むことになる伊東でした。まぁ、右足の痛みで眠れないのもあるけどね。

〜続く〜