伊東ぢゅん子のひとりごと

2001/09/07 | キャ●ンのY野!

すごいセールスマンが職場近辺に生息している。
名前は「Y野」。
あの大手メーカー、キャ●ンのセールスマン。
スーツの似合わない超色黒。背丈は日本の平均身長には2~3cm位マイナスってところ。年の頃、27~8歳。
何がすごいって、言葉で言い表せない位のしつこさ、無神経、まさにごり押し命のセールスマン「Y野」。
毎週、事務所に来るY野。しかも、インターホン鳴らさず、突然扉を開けて「コンニチワ~」の大声。

そりゃね、最初はね、伊東もね、「残念ねぇ、もうTooでリース契約しちゃったの~(一足遅かったね)」という態度。
「そりゃ~残念です。今度はご用の際はキャ●ンへ」とにこやかに帰ったY野。
普通の人間はコレで終わり。ジ・エンド。
普通じゃないY野はそれから毎週必ず1回以上、あの作った笑顔で扉をあけやがる。2~3回は許した伊東。
「彼も暑い中、仕事のためにがんばっているのだ」と。
でも、「ウチは契約したばかりだからエエよ、用なしよ」と何度言っても、4日と開けず来るか、普通?????コラ!
しかも、不気味なことに鍵をかけていると、Y野はゼッタイに来ない。
だが、薄気味の悪いことにちょっとでも鍵をかけ忘れると扉が突然開いて、「コンニチワ~」の例の声。
そぉ~と鍵が開いているかどうか試しているとしか思えない。
ストーカーか、おまえは!!!

そんなコトが2ヶ月以上続き、この忙しい中ヤツの声が突然背後ですると、怒りマークが顔面中に浮き上がるようになった伊東でございます。

そして、事務所内では「必ず最後に入った者が鍵をかけるように」と、お達しを出しこれでY野とはおさらば、と思っていたら、次は電話。あの声で電話をかけてくる。虫ずが走る!!!
すごい態度に(声に)だして電話をたたき切った伊東。
ゼエゼエ、おまえは何なんだよ。

そして、数日後、インターホンが鳴って「コピーの点検にきましたぁ」とさわやかな声。いつもの点検の兄ちゃんかと思い、鍵を開けて出てみると、その後ろにいるじゃん、Y野が!コソッと。
ぺこぺこしながら事務所にとうとう入ってきた。
そうなんです、伊東の借りているコピーはキャ●ン製品だったので、後ろにY野がいてもどうすることもできなかったのだ。
そして、伊東の背後に近づき「いつもすみません、コレ、私の名刺でして」と名刺を差し出したので、「前にもらったからいいです」と顔も見ないで断ると「そんなことおっしゃらず、、」だって。
その後、点検の兄ちゃん、いつもなら2~3分で終わるのに、Y野とごちょごちょ話してて10分以上いましたよ、結局。

すごい態度を取っているの、伊東はマジで。おまえは大嫌いなんだ!という態度。
なのに、あの根性は何なんでしょう?わからない、わからなすぎる、Y野の生態が。
こんな内容を書いている伊東も我ながら不思議である。そして、ここ1週間以上来ない、Y野。そうするとちびっと気になる。
そうか、これがヤツの手だ。すごいぞ、Y野。奥の手かぁ。

9/7 伊東の独り言