伊東ぢゅん子のひとりごと

2011/11/08 | ココ!三途の川を渡りそうになる!?

今年はなんなんだろう、、、。
伊東がなにか悪い事した?性格悪いから?意地悪した、だれかに?って思うくらい、キツい出来事が勃発!
9月に姉貴の溺愛している8歳の雪ちゃんという猫が具合が悪くなり24時間看護の動物病院に入院。姉貴から電話もらって、もう二人で号泣して、、。なんとか雪ちゃんが助かるように願っていたら、伊東の溺愛しているココの様子がどうもおかしい。ご飯を全然食べない、、、、。雪ちゃんのこともあるし、早めに病院に連れて行こうといつもお世話になっている近所の動物病院に行くも「いつものこと!」と、、、。

ココはたまに2~3日、妙に食べないことがあってお医者さんに「去年もこの時期に来院されてますよ」と。血液検査してもなんもでない。
ほっとして帰宅。でも4~5日たっても食欲がないココ。やっぱり何かが変だ!と思ってまたまた病院へ。お医者さんもそれだったらと、ココに全身麻酔して胃カメラ飲んで頭のCT検査。
そしたら、もしかして軽度の水頭症じゃないかと、、、。薬で症状をおさえていけるから大丈夫だと言われ、心配しつつ帰宅。

そんな中、姉貴の雪ちゃんが手当のかいもなく亡くなったとのこと。心臓肥大で腎臓を悪くしていたとのこと。姉妹で号泣。
その直後からココの様子も急変して、、、。病院のICUに入っていると落ち着いた様子なんだけど、帰宅してから2時間おきにトイレに行きたがるし、水を大量に飲んだかと思うと大量に吐くし、、、。
しまいにゃ、四肢が麻痺したようになってほとんど歩けない。抱っこしてもなんだか大きなイカを抱っこしているようで、、、。なんというか感覚がないというか。
怖くて怖くて朝の5時にダーリンマンを叩き起こして病院に迷惑だろうけど電話かけて、、でももちろんでなくて。朝の7時から開業されているのも待っていられなくて、泣きながら6時40分に病院へかけこむ伊東。
担当医もまたまたびっくり!なんで???って状態。そしてICUに入ると落ち着き、また夜8時過ぎに帰宅するも同じ繰り返し。しまいには、寝たまんま急に全力疾走するように手足をばたつかせたとおもったら意識不明になって、、、。号泣しながらまた病院へ。
担当医もさすがに「覚悟して下さい」と一言、、、、。

これ以上泣けないってくらい泣きました、伊東。そして、伊東は決心しました!
ココに、今出来る事は24時間看護の、雪ちゃんが世話になっていた動物病院に転院させるしかない!と、、。
担当医には「夜中に急変するし、こちらの病院は夜間は無人になるとのことなのでぜひ24時間看護の病院に転院したい」とお願いして今までの症状をカルテにまとめてもらい、転院したのが9月18日の夜。
病院に到着するまで、めちゃくちゃ怖かったなぁ、車の中で死んじゃいそうなくらいだったんだもん。

そして姉貴から聞いていた市川にある刈谷動物病院に駆け込みました。
刈谷さんの担当医はココの様子をみて「ネズミを殺す毒エサでも食べたのか?」等聞かれたけれど、そんなもん散歩しても拾い食いしたことないココだし、ありえないと返事した伊東。
治療台の上でそのときはやや意識がもどっていたココ。すごく不安な目をして伊東の顔から目を離さないし、、、。
3.2キロの小さな体に点滴をされぐったりした様子のココ。

そして入院してから5日目。担当医からすぐ来るように言われ駆けつけると、「血小板と白血球の異常と、何より黄疸が一気にでてきた。今日手術しないと明日明後日生きている補償がない」と告げられ、伊東は「できることをすべてしてあげてください」とお願いして手術へのGOサイン。

毎日、仕事の合間に面会にいっていたアチキ。いつどうなるかわからない状態だったので、、、。
たしかにアチキの顔を見てもぼ~としていて、何もわかってないような表情のココ。そして、9月の23日の夜8時からに緊急手術開始。0時過ぎに終了して、何でも膵臓がパンパンになっていたこと、胆管が炎症しているので胆嚢を摘出したことを告げられた。
私も12年前胆嚢炎で胆嚢を摘出している身。亡くなった父も膵臓が悪かったことを思い出して、ここまで飼い主ににることないじゃんと、またまた号泣。

この小さな体に全身麻酔。
娘とアチキでずっと病院の待合室にいる間(ダーリンマンは出張で不在)、千葉の銚子から愛猫が2匹、腎臓病で入院している女性と知り合い、なんでも彼女は既に120万円も治療費を払っていると、、、。
ええ、伊東も覚悟しました!レクサス君を購入したばかりだけど、お金なんていくらでも支払うから、とにかくこの小さな命を助けたくて&助けたくて、、、。

そして担当医から手術は無事成功したことを告げられたその後、なぜか皮膚がすごいいきおいで壊死しだして、もうお医者さんも何が何だか状態に。脊髄も皮膚も胆嚢も細胞を調べて、なんでもあまり見た事がない菌におかされていることも判明したココ。

そして10月14日に二回目の手術。菌のついた皮膚を全部そぎ落として、他の皮をひっぱりあげて縫合するとのこと。菌の種類が分かって、抗生物質を打てるようになって広がりは止まったけれど、どうしても壊死した部分が生肉むき出し状態で、、、。
かわいそうに、何もしてあげられなくて情けないわ、飼い主として。

30針以上縫って無事二回目の手術も成功。
体重は3.2キロから2.1キロに、、、。もうガリガリのココ。
8月10日にトリミングしてそろそろ、、と思っていたところで病気になり、2ヶ月以上シャンプーしてないし、もう毛玉はすごいわ、どっかの地下にいるネズミ姿のココ。

手術2日後、面会に行くと喜びの声をあげ、発狂状態の姿に獣医長もびっくりされて、せっかく縫合した部分がさけてしまうとの判断で退院できるまで面会謝絶になりましたぁ。ああ、あれだけ表現できるほど元気になれたなんて、奇跡です!

正直、近所の病院のままでいたらココはもうこの世にいなかったことでしょう。
刈谷病院には獣医さんが20人以上、看護婦さんもたくさんいらっしゃいますが、みなさんに「ココちゃんは間違いなく三途の川に片足をつっこんでましたね。よく治りました。若さですね!」と言われました。
11月1日に刈谷病院でトリミングをお願いした時もトリマーのお姉様に「ココちゃんをトリミングできるなんて幸せです」といわれ、ホンマに嬉しかったですわ!

なぜ、どうして、なぜココが?と何度も思いながら、本当にキツい1ヶ月半でした。
今、仕事場で、いつものように伊東の足元で寝ているココ。
これから1ヶ月に一度、刈谷病院で検査とトリミングに通院することになったけれど、いつもの、居て当たり前の、ココの存在のありがたいこと!
今まで以上に愛しくて&愛しくて。ガリガリで毛もぬけて、ほんまにすごい姿になってしまったココだけど、生きてくれていることに感謝して、これからゆっくりつきあっていこうね。
大好きなココ!生きていてありがとう!!!

追伸、そういえば、こんなこともありました。父の遺影に「お願いだからココを連れて行かないで」と号泣しながら頼んでいたら、ふっと左肩から「大丈夫だよ」と聞こえたような、、、。そのとたんに涙が止まって、、、。あれはいったい何だったんだろう???