伊東ぢゅん子のひとりごと

2013/09/14 | 我が家の改築物語

家の改築なんて一切する気がなかったアチキのお家も、とうとう建て直すことになったわけだけど、業者さんを選ぶのには苦労しました。だって寿司かイタリアンかお好み焼きか?ってなかんじなんだもん、どれも良し悪しそれぞれで、、、、。
たまたまラジオで、「555万円で家が建つ!」のセリフで有名なアイワ設計が毎日宣伝してて、、、。仕事の合間にやたらアイワの宣伝が耳に入るもんで、ついついメールでアイワさんに質問しちゃいましたよ。ほんとうにそんな値段で家が建つのか、耐震構造の立派な家だといくらなのかと、、、。そしたら、なんとその晩にアイワの営業くんが家までやってまいりました、夜の20時前くらいに。やや、メタボの若いアイワくん、玄関先でざっと我が家を見るも「うちなら○○○○万で耐震構造の家が建ちます」と自信満々の声。

そこからですわ、最初はリフォーム派だったアチキが改築派に心が傾いていったのは。
最初から「リフォームするなら改築!」と切に希望していたダーリンマンにとっては、このアチキの心変わりはまさに青天の霹靂のいいバージョンというかんじで、ルンルンして「じゃあ、どこの業者さんに頼もうか」というレベルまで話しが急転換した次第。
アイワさんもいいけど、タマさんもあるし、セキスイさんもいいよね~と週末ごとにモデルハウスに行く我ら。どんなに娘を誘っても一切興味なしの態度の娘に、愛犬ココ連れてさんざんめぐりましたよ。
正直、セキスイさんが一番すばらしいんだけど、高い!!!ウチには高すぎる!!!予算オーバー!
トヨタホームさんの営業さんにも声をかけ、実際建てている最中のお家も拝見しに行くことになりやしたが、そこは、一目見て却下。だって、な~んか家が面白くないんだもん、四角四角で頑丈なだけ、、ってかんじで。
アイワさんの自慢の物件も見て、これでこの予算???ってくらいの安さにちょっと腰がひけて、、、。なんたって家でっせ。安かろう悪かろうだけは勘弁しくれだしなぁ。どれも予算がちがい過ぎるのにびっくりでござんした。安すぎても心配。高すぎても手が出ない。
そのあと、タマホームさん、、、。へえ、タマホームさんが一番予算と希望をかなえてくれそうだったんですよねぇ、その時点では。
さんざん見て回った結果、アチキは、80%「タマホームさん」推奨派に、15%「アイワ」さん、4.5%が「セキスイ」さん、そして0.5%が「トヨタホーム」さん そんな気分でスタートした改築物語。
ちなみに全部の営業さんたちに、「断るときの合図は、浦安名物アサリの串焼きを持参するよ。アサリ持って来たら完全アウト!」だと伝えておりました。いろんな客がいると思うけれど、いろいろおつきあいしてくれた各会社の営業さんたちへの感謝の気持ちも込めたいので、、と。ま、断る理由を省きたいという気持ちもあったのも事実でございます。

しかしまぁ~、いろいろあるんですねぇ、、、あ~いうのはホンマにすぐ決めちゃあかんですね。短気なアチキも今回だけは勉強になりましたわ。
タマホームさん、、、。打ち合わせにいくたびにウン百万づつアップしちゃうし。そうなると、ドケチなダーリンマンの目が吊り上がるってやつで、どんなにタマホームさんがいいお話しをしても、まさに不信感むき出しのツラに。確かに見積もりを出してくれと頼んでも、おおざっぱな見積りのような、、、。笑っちゃったのは、顔面無愛想むき出しのダーリンマンが、タマホームさんのモデルルームを出て、すぐとなりのミツイさんの営業さんと仲良くしゃべりこんでいたこと。まぁ、さすがに耳をひっぱって家に連れて帰りましたけどね。そんなこんなでいろいろ悩んでいる中、めずらしく愛犬ココの散歩にダーリンマンをつきあわせ、自宅近所をデブ2人で散策したときのこと。「ああ、そういえばこの家から去年シロアリの巣別れを目撃したんだよねぇ、、、しかも3本くらい煙みたいに立ってて、、、」なんてアチキが話すと、ダーリンマンもハッとした顔して、「うちってすごいシロアリ被害で大金かかっているよね~」と。そのうち、このシロアリ天国の土地の上に木造住宅を建ててもいいものかという話しになって、すごい勢いで「鉄筋のお家にしよう」となり、我々でも手が届くトヨタホームさんに気持ちが一直線に動き出したわけです、マッハ並みに。
、、、、、で、結局トヨタホームさんにお任せする事になりやした。
99%もらった!と確信していたタマホームさんには、一番断りづらくて、、、。なんてったって、ちょうど娘の誕生日が近いなんて話しをタマホームさんに話してて、なんと当日、缶ビールが我が家に届いたこともあったもんで、、、。ご丁寧な手紙付きで、、、。はぁ、、、アサリの串焼きだけじゃアカンね。こりゃ缶ビールもつけないと、、、。というこで、アサリの串焼き+缶ビールの晩酌セットを用意しやした。はぁ、、、ごめんね、タマさん、期待させといて。
ダーリンマンが何も言わず「これ!しかも缶ビールつき~!」ってタマホームさんに渡すと、彼は大きな声で思わず「まじですか???」と言ったそうな、、、。それくらいショックだったでしょうね。だって会うたびに、アチキと母上は「もうタマホームさんがいいよ、ここがいい!」と連発していたくらいだもん。

いろいろ勉強になりましたが、一番びっくりしたのはトヨタホームの営業さんかもしれません。その後、何度も打ち合わせでお話しする中で、アチキは最初トヨタホームさんは蚊帳の外で、論外だったのよ~と伝えると、営業さん、、、思い切り納得してたし。だって、トヨタホームの家を見に行ったときに、とっとと帰りましょうオーラ全開の伊東でしたもん。まさにどんでん返しとはこのこと!
その後もいろいろあったけど、無事にお家が完成。今もトヨタホームの営業さんと仲良くお酒が飲める仲になれました。いい人達と出会えたことに感謝&感謝。

ちなみにトヨタホームの営業さんとダーリンマンは、1年以上前からの仲だとか。我が家のポストに名刺を投函して以来、メールしあっていた二人のようです。たまにうるさく営業かけてくる輩もいるけれど、トヨタホームの営業さんは紳士的だったそうな。そんな彼だから、ダーリンマンお気に入りのゾーンにめでたく入っていたようです。どこでどんなご縁があるか、わからないもんですね。

さすがに一軒しか建てられないので、今回お断りをした他の皆様すみません。
末永くおつきあいできることを願って、トヨタホームさん、このたびはありがとうございまする。