伊東ぢゅん子のひとりごと

2014/08/09 | 恐怖!ハエってこえぇぇ!

夏といえば、おばけ。お化けと言えば恐怖。恐怖といえば、、、、ってことで、アチキが独身の頃、体験した実話をここでご紹介~。
26歳で独立した時のお話。阿佐ヶ谷駅徒歩3分の場所にワンルームを借りて机2台とコピー機という、セマッくるしい仕事場で毎日毎日深夜まで仕事していた頃の話でござんす。
一匹のハエがずっと部屋にいたんですわ。ブーン、ブーンとたまに顔(声?)出す程度なので、特に気にもとめずにほっといた伊東。2週間くらいほっといたある日、母上に「ハエをほっておいて卵でも生まれたらウジがわくわよ」と言われ、さすがにウジさん達にはお会いしたくないので、さっそく薬局にキンチョールを買いに行きやした、へえ、虫の中でも足のない系は特に苦手なもので。
その日も深夜まで一人黙々と仕事漬け状態のアチキ。
さぁ、仕事を終えて帰るぞ!って時に、昼間購入した新品のキンチョールを手に持ち、なんとなくハエ君の気配だけするこのワンルームの中で思い切り噴射させました、ブッシュ~ブッシュ~と部屋が真っ白になるくらいに。
そのあと、一人でトイレに籠り、ハエ君の成仏だけを祈りつつ出てみると、かすかにカサカサと、まだブーンブンと音がしているんですわ、部屋の中で。仕方がないので口にタオルをあてて、さらに伊東はキンチョールをブッシュゥゥゥゥとほぼ丸ごと1缶噴射の連打をしたのでございます。
さすがにハエ君も逝ったことだろうと、手を洗い、荷造りしてその5分後くらいに部屋の電気をパチっと消して廊下に出て、玄関の扉を閉めようとしたそのとき!!!
まっ暗な部屋からかすかにブーン、ブーンとハエ君の声(声か?)が聞こえるじゃありませんか!
「ん???」っと思ってまっ暗な部屋をじっ~と見ていたら、な・な・な・なんと、その闇の中からハエ君がアチキの顔真っ正面に突っ込んで来たのでございます。なんだかスローモーションのような光景でした。小さなゴマのような姿からだんだん大きくなり、そして目の前のアップになったクソ蠅野郎!!
マンションの廊下で大声をあげた伊東でございます。へえ、深夜の2時過ぎの話でございます。ご近所さん、その節は大変失礼しました。でも、まじで怖かったでございます。ハエ君が稀に見るくらい頑丈な野郎だったのか、はたまたものすごい執念の持ち主だったのか、実はハエじゃない生物だったのか、定かではございませんが、間違いなくそいつはそのまま廊下へでて、どこかへ行ってしまいました。今思い出しても怖い出来事でござんした。キンチョール1本近く使ったのに、ワンルームの部屋を閉め切っていたのに、成仏しないハエ君。数日間、同居したのにふざけるな!とでも思ったのかなぁ、ハエ君。
それ以来、値段が高かろうと強烈に効く殺虫剤を求めるようになった伊東。チョ~怖かった出来事でした。