伊東ぢゅん子のひとりごと

2014/09/20 | 超久しぶりの石垣島は???

2014年夏・第二弾!
夏休み最後の思い出に、10年ぶりに石垣島に行って来ました~、アチキと友人Yちゃんと娘の三人で、、、、と、思っていたら、姉貴夫妻も「石垣島行ったことがな~い!」と急遽、現地で合流することに。5人で石垣島を堪能してきました~。
アチキはこ~見えても若い頃はダイビングしていたもんで、石垣島、西表島、ケラマ、もちろん那覇を制覇しておりまして、もうすでに7~8回は沖縄にメンソ~レされているんだけど、その中でも石垣島の米原ビーチの海が忘れられなくて、、、。
新婚旅行にオーストラリアのグレートバリアリーフも潜ったけれど、圧倒的に米原ビーチのほうがすんばらしい海でした。まさになんちゅ~か、、、、色とりどりのパレットの海というか。熱帯魚の種類も数もすごいんだけど、とにかく浅瀬をずっ~と歩いて行くと(水位が膝下くらい)急に断崖絶壁ゾーンになり、そこでシュノーケルできるんだけど、あまりの透明度と珊瑚のすごさで空を飛んでいるような錯覚。
そんなすんばらしい海を娘に見せたくて、、、、。娘に二人で行かない?と聞いたら、アチキだけだと不安そうな顔しやがったので、「昔さんざん呑んだくれました仲間(なんじゃそりゃ?)」のYちゃんをお誘いしたワケです。
一日目は、アチキの運転で石垣島をドライブ。直行便だったので昼に到着して、有名な定食屋に車で走る事15分。
ガラガラの道なのにのろい車を見ると、みんな「わ」ナンバー。腹も減っているし、本来乱暴者なアチキなのでどんどん追い越して、頭の中は「ソーメンチャンプル?フーチャンプル?ソーキソバ?」と何を食べようか、それのみ!
だんだん目的地の「明石食堂」に近づくと、わらわらと「わ」ナンバーの車達、、、。いや~な予感。ええ、予感思い切りド命中!!!
ものすごい「わ」ナンバーの車の数々。駐車場にも入れません。どこにだれが並んでいるのかもわかりません。食堂の360度、全部人です、観光客の野郎どもです。はぁ~~~~~~っと一瞬で諦めてアチキ達はUターン。
こんなのいつ食いもんが口に入るかわからんし、何よりも世の中で何が嫌いって、「並ぶ事」でござんす、アチキは。帰り道、どんどん逆方向に向かう「わ」の車に御愁傷様気分で見送りながら、途中にあった地味な店に突入。食後は幸せいっぱいなもんで、川平湾にいき海中見れる船乗って、なんかっちゅう洞窟も散策して夕方ホテルにチェックイン!
姉貴夫妻もすでに到着してて、夕飯まで時間があるということでホテル内にある室内プールで1時間程バシャバシャ泳いで、夜はホテル内にある焼き肉屋で呑み食いまくり~。やっぱ石垣牛はめっちゃ旨かったですわ。たったの2泊しかできないので、この日は焼き肉食って部屋でみんなで二次会して早めに就寝。
なんてったって明日は「グルクン釣り&シュノーケル一日ツアー」だし。どこもそうだけど、旅行ってとにかく天気が重要じゃん!
今回もありがたいことにものすごい晴天で、石垣島の人達にも久しぶりに良い天気だ、アンタ等ついてる!とさんざん言われるくらいのお天道様・様でした。
一艘の船にはアチキ等5名以外にどっかのめちゃくちゃ頭の良さそうな大学生マン5名の総勢10人。
岩城滉一似の船頭さんとともに沖に出た我ら。釣れる釣れる釣れるグルクン(県魚)君。義兄はうんざりするほどグルクン君に好かれておりました。そんな中、娘とアチキはこんなお魚を釣りましたぜ。
だんだん釣るのに飽きてきた義兄に、岩城滉一似の船頭さんが「大物狙いましょうや」と。大学生の男の子と義兄に大きな竿を持たせ、さぁ~~~~大物いらっしゃ~いとがんばること20分。義兄の竿はビクともしないけれど、いかにも頭の良さそうな大学生の竿がものすごいシナって、、、。皆、大騒ぎに。
ええ、すごいのが釣れましたよ。初めて見ました、あんなのは。
アシストの女の子も「コバンザメはよく見るけれど、これは初めて!」と申してました。
みんながこの大物を見に行くもんで船が傾く事傾く事!ひっくり返りそうで怖くてアチキだけ逆場所で仁王立ちしてふんばりましたよ。こいつらがケツの下にうようよいるんでっせ、この海には。怖いったらありゃしないっす。ちなみにこのツアーは、夕食に今回連れた獲物達を調理してくれるというので、ボーズだと飯ないぞ~と言いながら挑んでいたワケだけど、正直、釣れ出したらグルクン君ば~っか。
さすがにイタチザメ君には帰っていただきましたし、、、。
人間勝手な生き物で「おいおい、またグルクンかよ~、夕飯、グルクンオンリーかよ~」と、グルクン君拒否状態に、、、。
んでもって、提携している居酒屋にて本日の獲物達をいただいてきました。はぁ~いろいろありました。帰る日も夕方の便だったので、一番行きたかった米原ビーチにもちろん行きやしたわ。
シュノーケリングの道具もゴザもフィンも全部予約していたので身一つで米原へ。岸から見たビーチは全然たいしたことがないのは、昔と一緒。ワクワクしながら「この先がスゴいんだよ」と言いながら皆を誘導して断崖絶壁ゾーンへ、、、。
んんんんん????色が違う!茶色が圧倒的に多い。魚が微々たる程度しかいない!何色もあったあの珊瑚たちは???
どんなに探しても探してもない・ない・ない。思い出は美化するとはいうけれど、一緒に行ったYちゃんも17年前に一緒に潜っているので、二人で「???」状態。陸戻ってショップのおじちゃんに聞くと、「5年前くらいにオニヒトデが大量発生、そして空港建設でドロが流れ、、、。17年前?そりゃ~素晴らしい海のときだよ。もうあれはもうないよ」と、、、。涙出そう、、、。
姉と娘はそれでも喜んでいたけれど、アチキにとっては30点以下だよ、こんな海。
もう二度とココ米原ビーチには来ないだろうなぁ。一番素晴らしい海だと思っていたのにもう2度と会えないんだね。帰りの便では残念無念すぎてやけ酒飲みたいくらいでした。ああ、石垣島、ああ米原ビーチ。
さようなら、素晴らしい海たちよ、、、、。