伊東ぢゅん子のひとりごと

2015/11/20 | 同居反対派!

アチキの親父が生きていた頃、親父は酔うといつも「俺がいなくなったら母さんを頼むぞ」と口にしておりました。
ダーリンマンは下町育ちのせいか、アチキの両親にも気を使わない(ってか、もっと使え!と言いたくなるほどでしたが)野郎だったので彼はいつも親父に「我が家に任せろ!」と心強く応えておりました。ええ、2人が生きていた頃の話。
そんでもって今回実家をぶっ壊す間、当然我が家に家が出来上がる9ヵ月の間母上を向かい入れた訳ですが、まぁ〜想像以上のストレスで半端なかったでごさんした。もちろん、アチキも相当なストレスだったけど、母上も相当だったと思います。ええ、喧嘩両成敗ですもん、どっちが悪いってわけじゃございません。
でもね、我が娘とはいえね、アチキの家でござんすよ。なんでわがもの顔でなんでもかんでも変えていくのかい?この婆さんは???自分の使いやすいように調味料棚、全部配置変えてしまう。アチキが2年かけて自分が使いやすいように閉まってあるわけよ、いろいろと。それをな〜んの相談もなく速攻変更。
洗面所のタオルの掛け方にもいちいち文句言ってくる。トイレの掃除をしてくれてもモップの先っぽだけトイレに流してしまう(我が家は先っぽだけ取り替えできるモップ)。あわててトイレに落ちた先っぽを、トイレのタオルで拾って「新しいタオル買ってくるから(文句ないでしょ?的な顔をする)」。
こんな小さいことの積み重ねがこんなドでかいストレスになっていくなんて思ってもみなかったですわ。
夕飯時、平和にテレビを見ているアチキと母上。テレビに出ていた元スポース選手のおっさんを「この人、ぢゅん子より一回り年下だよね?」と言うので、「いやいや、この人は還暦すぎてるはず!」とアチキ。婆さん納得しないので、その場でググって「ほら、1952年生まれとか出てるじゃん.そんな若い訳ないよ」と説明すると、突然ブチ切れる婆さん。「いちいちうるさい!」とのことでござんした。このクソ会話にだまっていろと???うわ〜っむかつく!!!!!
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はぁ?????ってかんじで毎日毎日、相当な想像以上のストレスがかかり、なんとま〜ものの2ヵ月もたたないうちに姉貴にギブアップ宣言したアチキ。
自分を責めることウン百回。でもね、ムリなんです、はい、白旗振って降参! 姉貴はまさに長女!って性格なので、「じゃあ週の半分を我が家に来させて!」と即決。
姉貴が法務大臣だったら、日本の死刑囚、9割は、あっという間に執行されると思うよ。それくらい決断力の早い人でございます。義兄には申し訳ないけど、そ〜させていただきました。感謝しきれないほどの姉貴夫妻ですが、このときに義兄に言われたセリフが「義母さんとぢゅん子は似てるんだよ。だからケンカになる」と言われてしまい、すげ〜ショック!
その次の日から母上と伊東をよく知る友人や娘に「似てるか?似てるか?」と聞きまくるアチキ。
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心優しい娘に背中をスリスリされましたよ。それくらい凹みましたわ、似てると言われたことに。
しかし、考えてみるとこの広島出身のド根性婆さんは、しっかり者の長女には絶対に逆らわないのよ。しょっちゅう「私を怒れるのは、亡くなったおばあちゃんとパパと長女だけだ」と言っていたもん。末っ子の妹はものすご〜いのんびり屋の草食系女子なので喧嘩の相手にもならんタイプ。そんな中、遠慮なく態度に出せるのが、この姉妹ド真ん中のいつも貧乏くじをひいているアチキってことだったわけです。
そんなこんなでいろいろ人生経験させていただいております。自分のちっこさもつくづく感じましたよ。ダーリンマンのケツのでかさ、、、、じゃなくて心の広さもつくづく思い出しましたわ。
新しい仕事場で、これから毎日母上と顔を合わせますが、ま〜同居するわけじゃないし、適度な距離があればまた仲良く過ごせるはずです。そ〜しないと天国にいる親父とダーリンマンにそれこそ怒られちゃうもんね。
全国の同居されている姑&嫁さまへ。ほんとにほんとにほんとに、心から大尊敬します!!!