伊東ぢゅん子のひとりごと

2018/10/22 | すごい家族連れ

すごいファミリーに出会いましたぁ。ごはんをレストランで我ら母娘と姉夫妻+母でいただきます〜していた時のこと。
隣のテーブルには頑固そうな35歳くらいの父と母、その目の前に6歳と3歳くらいのわんぱくそうな男の子2名。
仕切りも何もないのでどうしても隣の声が聞こえて来るわけで、、、、。

とにかくその父さんがすごいオヤジで、ガミガミガミガミ文句を言いながらごはんを食べているわけです。
楽しい話ならこっちも大歓迎だけど、その父さんは6歳くらいの長男くんに「好き嫌いするな。これも食べろ、綺麗に食べろ」と機関銃のように怒鳴っていて、その横にいる母さんはそんな様子を見ていても知らんぷりして黙々と食べている。
そのうち、「ふざけるな!食べないのならお前なんか外に追い出す!!!」とガミガミ声もトーンが上がってきて、長男くんが泣き出したら、頑固父さん、すごい文句を連発しながら嫌がる長男を無理やり抱きかかえて外に出て行くし。
こっちは食べた気がしないわ、これでは、、、と、アチキは横テーブルをチラチラ見ていると逆側の家族もチラチラと、そのガミガミ家族を見ているし。
こんなんじゃどんなご馳走も不味いよなぁと思ってたら、数分で頑固父さんとお目目真っ赤な長男くんご帰還。

やれやれ、、おとなしく食べるのかと思っていたら、頑固父さん今度は無理やり涙目の長男くんに大きな梅干しを無理やり食べさせようとする。当然長男、口をむぎゅっ。
子供は梅干し嫌いでしょうがぁ。アチキもババアになってからですよ、梅干しの良さに気がついたのは。
への字の口を開けない長男くんに、容赦ない父さんは大きな声で「これを食べなかったら熱中症になるんだぞ!!!病院行きたいのか、貴様は!!!」とこれまた大声。
テーブルに体2/3乗り出して、無理やり長男くんにどでかい梅干しを食べさせようとしているし。涙出しながら、いやいや梅干しの刑に処されている長男くん。
すると今度は3歳の次男くんが標的に。
これまた「残すな、綺麗に食べろ、好き嫌いするな」とガミガミ&ガミガミ。
いえね、言っていることは真っ当な内容ですが、とにかくずっと怒っているわけよ、このクソ父さんは。聞かされているこっちの飯が不味くなるっての!!!
もちろん次男くん、まだこの前まで赤ちゃんだったようなやや子でございます。
いやいやしているのに、納豆をごはんに無理やり次男茶碗にぶっかけて涙目になっている彼に向かって怒鳴ったひと言がこれ!

「綺麗に食べろぉぉ。己の糸を見い!!!(関西弁風)」

これを聞いていた姉夫妻は、吹き出しそうになっているし。

すごい家族連れ

無理やり納豆食べさせられている子に己の糸を見ろ!と怒鳴る父。
アチキはあの兄弟がどんな大人になっちゃうのかとちと心配になったけれど、今の時代、あれだけ口うるさいお父さんを超久しぶりに拝見しましたわ。
世の中いろんな家族の形があるんでしょうが、あれはまじすごかったわ。
ずっとずっとずっとずっとガミガミ+ガミガミ文句言ってましたよ、クソジジイ。