伊東ぢゅん子のひとりごと

2020/01/10 | 姉、落ちたし!

アメリが在住の妹夫妻が、一時帰国してアメリカに帰るというその日、せっかくなのでみんなでホテルのレストランにて大宴会しました。
昼から3時間ゆっくり呑んで食べて、酒をほぼ一滴も飲めない妹旦那には拷問だったと思うけどね〜、数年に一度のことゆえ、今回もつきあってもらいました、酔っ払い家族に。
羽田空港に行くまでちょいと時間があるというので、食後にホテルのラウンジでコーヒーTIME。
そのラウンジは奥にちょいとした池があって、とても爽やかな空間をイメージしております。

姉、落ちたし!

レストランで白ワインをしこたま呑んだ姉夫妻とアチキ。
空港まで行くバスの時刻が迫ったということで、妹夫妻がそのラウンジの脇にある上りエスカレーターでバイバイしながら去って行こうとしたときのこと。

姉、落ちたし!

妹夫妻に姉貴が「飛行機で食べて〜」とお菓子を渡していたんだけど、それをラウンジの椅子に忘れていたのを発見した姉上。
エレベーターで上がっていく妹に「お〜い!!!忘れている〜〜〜」と大声あげて、エレベーターの下近くに走り寄ろうとしたわけ。

姉、落ちたし!

すると、ものすごい水しぶきをあげて、、、、、はい、落ちました、いい歳こいた姉上が。
池の脇にある幅1メートルくらいある溝にドッボーンと。
その溝は膝下くらいの深さで、しっかり川のように水が流れてまして、冬のこの時期、コートとブーツ姿の姉上が見事ダイブ〜〜〜〜。
まわりのお客もホテルの関係者も大騒ぎに!

姉、落ちたし!

そのダイブした直後の間抜けな姉上のお顔、、、。生涯忘れないっす。50代半ばでっせ、お歳は。
ラウンジの椅子でコーヒー飲んでいる義兄のバカ笑いと、他のお客様の悲鳴、そんな中でエスカレーターの上から「えええええええ???」というアメリカに向かう妹の悲鳴。

水浸しになった姉上に駆け寄るホテルスタッフの皆様。
手を引っ張ってもらって陸に上がった姉が見たものは、揺れている水面の奥底にポツンとある姉上のスマホ、、、、。あ〜〜〜〜〜ここで再び大笑い(義兄)。
ありがたいことにスマホは無事でございました。

姉、落ちたし!

なんてったって、昼からしこたま酒飲んでいる我らでございます。
上着も靴の中もビシャビシャになった姉上と我らはそのまま、ホテルの地下にあるカラオケに全員でGO〜。
みんなで熱唱している間にホテルから借りた靴を乾かす機械をフル回転させて、なんとか靴履けるようにして。

妹が羽田空港から心配してみんなに電話しても誰も出ないので、病院送りになったのかと心配したとか、、、。
その頃、我らはびしょ濡れになった姉貴と大爆笑した義兄と母と我ら母娘全員でカラオケで大騒ぎしておりましたわ。なんちゅう平和な家族。

いやはや、あんなシーン、なかなか見れないっす。
写真に残したかったわ〜〜〜〜〜〜、ああ、それだけが心残りでございました。