伊東ぢゅん子のひとりごと

2003/05/13 | お弁当今昔物語

5/13(火)保育園に通っている娘の遠足day!AM6:40分に起きてせっせとお弁当をこしらえてきた伊東でございます。
お弁当と言えば、伊東の母ちゃんのお弁当は悲惨だったなぁ~。思い出すのは小学校高学年の時、写生をしに課外授業があって、その時のお弁当もかなりひどかったっけ。だってさ、白い飯の上に梅干し一個、隅っこにアルミホイルがあって、その中にはキュウリの輪切りを塩もみしてマヨネーズであえたのが握り拳くらい入ってて、べつのタッパに夕べの残り物のおでん!しかも残り物だからゆで卵もなくて、こんにゃく・ゴボウ巻き・昆布とかでさぁ、彩りもクソのないの。他のお友だちのお弁当にはサニーレタスがひいてあって、ミニトマトも入ってて、唐揚げとか厚焼き卵が主役でさぁ~。子供心に「なんでやねん?」と思ったっけ。ちなみにこのキュウリのマヨネーズ和えはさ、しょっちゅう入ってたんだよなぁ。しかもマヨネーズなもんで、ほぼ間違いなくご飯の方へしみこんでてさ、それがキモイんだよねぇ。あまりに情けない弁当ゆえ、おそるおそる苦情を申し上げたら、その後、キュウリのかわりに入ったのがイシイのミートボールだったっけ!今もスーパーでたまにお見かけしますが、旨くないんだよねぇ、あれ。ゆでただけのミートボールに旨味もなんもないトマト味でさ。また、伊東の母ちゃんは、それがず~~~っと続くのよね、イシイのミートボール!おかずもたいてい3品以下だったから、ミートボールが半分を占めていて、半分は茶色の煮物、隅っこにタクワンとか佃煮だったなぁ。海苔弁の時もあったけど、ご飯の上に海苔がひいてるだけ!フタを開けるとき見事にくっついてくるの、その海苔がね。おかかをひいて、少々の醤油をたらして二段重ねの海苔弁だったら大歓迎だったのにさぁ。いや~、ホンマ、育児と家事で大忙しだったこととはいえ、なかなか悲しい弁当でした。
そうそう、和食のセンスがないんだと思ってたまにはサンドウィッチを作ってくれと催促したこともあったっけ!ちなみにこのサンドウィッチも涙がでたなぁ。だって、パンにマーガリンを塗って缶詰のみかんをはさむだけのブツ。みかんの汁のせいで、パンがビショビショなのよねぇ。なんで、ホイップした生クリームとか入れてくれないんだろうと、ため息ついて食べてたなぁ。
3人姉妹の伊東ですが、姉妹が揃って昔のお弁当の話しになると大爆笑しちゃうもん!今はね。
そんな幼少期を送った伊東ゆえ、せめて一人娘にはそないな思いをさせちゃイカンと早起きして、何とか満足のゆくお弁当をこしらえてきたわけです。3.5歳の娘に「お弁当のおかず、何がいい?」と聞いたら、さんざん考えて「おしんこ」と言われたけれど、ね。
ま、たまのことだからこうして張り切って、そしてむっちゃ楽しんでお弁当作れるんですわい。それも重々承知してまっせ。
子供3人、立派に(?)育て上げた69歳の母ちゃんにはやっぱ、かないませんわ、まだまだですわい、伊東。
お弁当をこさえながら、そんなコトを考える平和な春の一日でしたぁ!

↓これがリキ入れたお弁当デス!