伊東ぢゅん子のひとりごと

2004/02/25 | 旅行だ~いすき!

さすがに去年の暮れから2月までは、まさに稼ぎ時なので相当ハードでした。若いときみたいに12時間ぶっ通しでイラストが描き続けられなくなったきた今日この頃、さすがにババアだ、伊東。とはいえ、締切が絶対なこの業界(どこでもそうだけど)、気合いを入れてなんとかかんとかで2004年冬季を乗り切りました。そのかわり腰痛が悪化して、大井町の鍼灸院へ通院するはめになってますけど。その鍼の先生のすばらしくいい腕と人柄に惚れ込んでかれこれおつきあい歴20年の伊東。腰痛がひどくなると「先生、たすけて~」と押し掛けるのが常。
こ~んなにはりきって仕事して、ボロボロになるまで働いた自分へのご褒美といえばもう「旅行」しかない!海外旅行はさすがに年に1度が限界ですが、週末家にいると朝からダーリンマンと娘のごはんつくって、洗濯&掃除など、ど~してもやらねばイカンことが山ほどあるのでおもいきって出かけてしまうのがワタシのストレス解消法。そしてこの週末、計画したのが1泊2日の奥秩父への小旅行。「おとなの週末」という雑誌に載っていた「谷津川館」という旅館をキープして親子3人で出かけました。途中、埼玉のどっかにあるダーリンマンが仕事で関わったプラネタリウムを鑑賞して、そのちかくにある手打ちうどん屋で昼食。そこのうどんもなかなか旨くて天ぷらの盛り合わせが1000円なんだけど、すごい量。もちろん、うどんもシコシコで麺好き伊東も満足でした。ちょっと汁のコクが足りない気もしたけど、麺が旨いのでオッケー問題なし。天気がいいのでのんびりドライブしながら奥秩父の宿へ。昭和5年に創立したというその宿は古さはあっても清潔感あるし、感じはいいし、夕食も豪華ではないけれど、素朴でしかも白飯がすごく旨かった。天然のいのしし鍋もいただいたが、いのしし鍋にいい思い出のない伊東にとって、「え?これ、いのしし鍋?結構いけるじゃん」といのししを少し見直しました。昔、長野の望月温泉でいのしし鍋をいただいたときは「味の濃いうまくない味噌でむちゃこちゃ煮込みやがって」という感想でしたもの。いやはや料理人によって、こんなにかわるのね。なかなかよかったよ、いのしし。
お風呂も透明色の温泉でグ~ッドだった。なにより嬉しいのが料金設定。今まで伊東が泊まった温泉の第一位は群馬にある「岩の湯温泉」。ここは一人最低22.000円~だけど、それを高いとは感じない最高のもてなしの宿でした。洞窟風呂もいいしね。でも、ちょっと高いじゃない?酒のんだら一人30,000円はかるく超えてしまうし。第二位は修善寺温泉の「新川旅館」。ここも名旅館だけどやっぱ、一人20,000円以上。やっぱ、2万や3万はらってよくない旅館など許せないじゃない?(ま、結構そういう最低な宿もあるんだけどね)そこで、この「谷津川館」は気に入ったね。大人が14.000円(休日前で)。もちろん、もっと高い料金の部屋もあるでしょうがこの値段で十分。部屋だって広くてこたつもゆったりだし、何よりこの値段で夕食も朝食も部屋出しだった。安い宿にも何度も泊まったことがあるんだけど、奥多摩で10.000円の宿に泊まったときなんか、サービス料とか税金とかで10,000円と聞いていたのに結局14,500円くらいでダーリンマンと憤慨したことがあった。だって、10.000円なら許せるけど15,000円近くじゃ許せないサービス&宿の中身。こういう旅館にあたると、安いからしかたがない、、と自分で思うようにしていた。ちなみにこの奥秩父の宿はダーリンマンと2人で大人10.000円の宿が結局38,000円になりびっくりしたんだよね?酒も熱燗をせいぜい4~5本とビール1本だけだし。がっかりしちゃうじゃん?でも、今回の谷津川館は明朗会計でした。温泉税も150円(たしか)で、娘は1泊1500円だったし、訳の分からないサービス料なんてなし。こういう値段も安くてちゃんとした旅館はいいよね~。ぜったいこの夏にもう一度行きたい宿だわ。近くにアウトドアができる川がたくさんあるし、子どもも喜ぶわ。
日曜日もすごいいい天気なのでイチゴ狩りに。最初はそんなに果物がすきじゃない伊東は「食べ放題っていってもワタシはせいぜい苺3コ食べればいいよ」と言っていたのに、ハウスの中でなま暖かい苺を一つたべてびっくりでした。お日様に照らされているわけだから冷えてるわけもないんだけど、なま暖かい苺ってのもまずびっくり!でも、その後に口中に広がる苺の甘さに驚いたよ。小さめの苺のほうが甘かったけど、まじで「すげぇ、旨い!」と大声をあげながら苺を食べまくった。25コくらい食べたな。あんな素晴らしい味、スーパーにはないよ。高くて立派な苺より数百倍旨かった。気分も最高に良くなり、めずらしくダーリンマンと仲良しこよしだったので、そのまま山梨までドライブ。その途中でたべた「ほうとう」もよかったよ~。ほうとうはかぼちゃの甘さが目立ってそんなに好きじゃなかったんだけど、センスのいいお味だった。味噌加減などいいかんじ。いや~、堪能しました!人生、こうでなくっちゃ!
久しぶりに何もかも大満足する小旅行だった。自宅に着いたダーリンマン曰く「ママ、ありがとう!」と。どっちが一家の大黒柱かわからんセリフだが、こういう旅行なら大歓迎。またばりばり働いてぴゅ~と小旅行へ行きたいと思いますわ。
さあ、旅行から戻ってきたらまた頑張って働こう。働きながら遊びたい。そんな一生を過ごしたい、それが伊東の夢であり、目標です。今日も一日がんばるぞ~!!!