伊東ぢゅん子のひとりごと

2004/08/28 | 最高と最悪の夏の旅行でしたぜ!

2004.8月のお盆休みは親子3人で千葉県の鵜原海岸へ3泊4日でレッツラゴ~してきました。最初に泊まった勝浦市にある「利和丸/としかずまる」という宿は伊東は久しぶりに花丸二重丸をつけさせていただきました。大人1泊15,000円の宿なんだけど、まじでそれが安く感じましたぜ。感じがいいし、目の前で釣った魚は無料でさばいて料理してくれるし、部屋には24時間いつでも入れる畳敷きの風呂があって、しかも食事がいい!センスがいいんだなぁ~、きっと宿のオヤジが。
たとえば1泊目の夕食にはどど~んとでっかい舟盛り。最初、廊下で運んでいるお兄さんを見て「いったい誰があんなすごいの食べるのかね~?」なんて言ってたら、それが我が家の食卓にどど~んと来るじゃありませんか!特別料理じゃないの、これ?ってかんじ。しかも中トロ、鯛、ヒラメ、カンパチなどが一人二切れづつ(この二切れっつうのがいいんですよね)、殻つきのウニは一人1コ、伊勢エビのお刺身、貝の盛り合わせなど、とにかくステキに並んでいる舟盛りでした。久しぶりに気持ちのいい舟盛りに出会えました。
過去に伊東は伊豆修善寺で最悪の舟盛りに出会ったことがありまして、特別料金20,000円で宿に小ぶりの舟盛りをお願いしたら、なんと夕食についているメバチマグロが大量に皿に乗ってるだけの舟盛りってのがありましたぜ。普通、みんなの夕食についているメバチマグロが特別料理に乗ってきます?しかもどどどっと激センスなく、大量に、ね。「おめ~、常識ねえのか、おい?」ってすごみたかった、宿のオヤジに、やっさんの如く。もちろん、だ~れもそっちに手をつけず、どんどん乾いていくメバチマグロ集団は空しいというか、話しにならなかったなぁ、ありゃ。
そ・れ・に比べたらまさに天国と地獄の違いですわ、今回の舟盛り。舟盛りはこうでなくっちゃ~。本来はこうあるべきですよね~と声をかけたくなるほどのセンスのいい舟盛り君でした。こういう感覚のわかるオヤジがやっている宿っつうのは2日目の夕食もまた楽しみなんですわ。ぜったい、もう舟盛りはださないぞ、きっと違うメニューで攻めてくるわよ、、とココロの中でルンルンしていた伊東。はい、見事答えてくれました。お刺身も食卓に並びはしたけど、ヒラメなどがちょっとと蟹さんね。しかもカンパチのカマ焼きは見事でした。1日目のアワビのサラダもアワビがとても柔らかくて美味だったけど2日目は巨大なサザエの壺焼き。でっかいけれど旨さもBIGってヤツでした。20,000円以上払ってもこういう宿に出会えない昨今。伊東は嬉しかったね。ちなみにしょっちゅう旅行する伊東なんですが、例えば同じ宿に連泊して嫌な思いをしたこともありまっせ。布団だけあげてくれるけれど、掃除はしてなかったり、ゴミ箱はそのまんまだったり、洗面道具やタオルを変えてくれなかったり、ね。もちろん、ここのオヤジさんらがそんなことするわきゃありませんぜ。完璧でした。24時間風呂の畳の床も掃除してありましたよ、こっちが海水浴行っている間にね。
はぁ~、千葉県への旅行はここでいいや~。今回お世話になった「都忘れ」の部屋がいいや~。大満足。でだしは最高っの旅行。
、、、、3日目の宿は小湊市にある「ニューナカヤホテル」。最初の宿がベリーグッドだったもんで、ダーリンマンと「期待しないで行こうね、どうせ、ホテルだしさ。比べないようにしましょうね」と自分に言い聞かせながら向かいました、そのニューナカヤへね。
な~にが、ニューだ!ふざけんじゃねえ!!!!!!!
はい、至上最悪でした。こ・れ・で大人1人24,000円?
おてんとさんも黙っちゃいねえぞっ~てくらい腹立ちました。シーズン中とはいえ、ここは新宿歌舞伎町のぼったくりバーか???それくらいひどい。ひどすぎっ。古い、汚い、ボロい、しかも夕食がなんと修学旅行みたいにすっげえなが~いテーブルに詰め込まれていくタイプ。マイファミリーだけのテーブルとかじゃないわけ?しかもスゴイ人数をぎゅうぎゅう積め状態にしている食事処。バックミュージックは大人数がゆえの「ざわざわ」オンリーね!ちなみにその部屋も汚いんだからね、壁とかテーブルとか、すべてが!
地元の腰が曲がったばあさまが「茶碗蒸しきてる?」とかゼエゼエしながら走り回ってるし、おひつ抱えておばちゃんが何人もぶつかりそうになってるし。一人だけ若い女がいたけど、すっげえ無愛想だし、さ。
仏頂面女とばあさまらの数、12~15人くらい。熱燗を頼んでも全然来ないし、小さな桶に入った大人2人分の刺身は100%乾ききってるし。しかもマグロの赤身がね。さ・い・あ・く~~~~!!!
前の宿が良かったとはいえ、これでしつこいけれど大人24.000円(税別)?4才の娘も12.000円(税別)?ふざけんじゃねえよ。しかも、娘のお子さま飯についてるメインのハンバーグ。超仕出し用のあやしいハンバーグ。手のひら以上あるでっかいやつ。へんなアンかけでごまかしてるけど、すごく体に悪そうな飯!全部許せねえ!!!
その、今にも激怒してぶち切れそうな伊東をみていたダーリンマン。「ここで夕食してもストレスがたまるだけだから、コンビニ行って夕食を買いだしてさ、部屋でゆっくり飲もうぜ」と。大正解さ、アンタ!たまにはいい事言うじゃない、ってなことでこの最悪な環境の飯をやめてコンビニへ。ダーリンマン、「せめてここくらいはオレが、、」と言い、おごってくれました、コンビニ夕食を。サンキュー!
まじで伊東の体験した宿の中でワースト2ですね。ワースト1は過去に四万温泉近くのペットも泊まれる露天風呂付の宿(大人1人18.000円)に行ったら、宿の玄関だけリニューアルされていただけで、仲居に案内された我らの部屋はまじで赤痢病棟の如く隔離された部屋。畳がブニャブニャの部屋。座布団も何もかもブニャブニャで、いくらペットOKという宿でもシンジラレナイ凄さの部屋でした。ちなみに他にも2ファミリー来ていたけど、伊東家も含め全員当日キャンセル。感じの悪い女将は「せめて夕食でも」と言ったけど、何を入れられるかわからんのでお断りしたっけ。当日キャンセルなので全額支払ったけど、そこまでしてもいられない部屋でした&ブーイングしまくりでした!記者も玄関だけじゃなくちゃんと中身を取材しろ!ってね。ついでに宿の女将は絶対ペット嫌いだったわね。外を一歩も散歩させてないマルチーズの愛犬の足を洗え!とすげえ嫌な顔で我らに言いつけてたし。生活のためにペットOKにしたんでしょうが、ありゃ絶対生き残れないわ。
今回のニューナカヤホテルもシーズン中で、稼ぎ時ゆえにこの値段なのでしょうが、それにしてももう少し考えないと。朝飯もとらないでチェックアウトし親子3人で1泊62.000円ちょい払わされた伊東の超憤慨している顔を見たダーリンマンも「大丈夫。必ず、このホテル、生き残れないから」だってさ。そりゃそ~だ!
伊東も1泊10.000円だったらガマンもするけどさ、ひどすぎだよ、ぼったくりホテル。
は~、長くなりましたが、いろんな体験をしました、親子水入らずで。とはいえ、海水浴場で一緒に砂のお城を作っていた娘に「海ってたのしいね~、連れてきてくれてありがと!」と言われ、目尻がさがりました。
今年の夏休みは感情の起伏が激しい旅だったけど、娘のこの一言で救われました。

ニューナカヤホテルさん、永遠にさようなら。
利和丸さま、また是非お願いします。かしこ