アチキの愛車は、レクサスCT200とかなんとかのブラックレク君！一昨年の10月に超予算オーバーだったのを、ダーリンマンにねだられてねだられて、ガキを甘やかす親ばかのような感じで購入しちゃった身分不相応のレク君です。
車内のシートだってアチキは何だってよかったのに、友人が「え～、レクサス乗るなら全面革張りでしょ～！」の余計な一言こきやがって、それをダーリンマンが「そうだよね♥そうしよう♥」とうるさくなって、、、。
はぁ～、どんなに高くても300以下だろ？普通の庶民にゃよ～車なんてもんは。
アチキの親父の口癖は「車は下駄がわりなんだから」だったし。
まぁ、そんな親父も70歳のとき、トヨタクラウンに買い替えて、運転ド下手なものでボコボコにしてたっけなぁ～。ぶつけるたびに、「せっかくの高級車が～」とアチキが言うと決まってこのセリフをはいてたっけなぁ～、親父さまは。「どうせ下駄じゃ！」と。

とある休日、家の近くのそば屋さんで昼飯食いに行こうってことになり、愛娘はお友達と秋葉原へ。我ら夫婦と母タミコと3人で出かけて行ったときの出来事です。
そのそば屋の駐車場は店から50Mくらい離れたところにありまして、先にアチキと母タミコがレク君から降りて店内に入り、いつものようにダーリンマンがそのちょっと離れた駐車場にレク君を置きにいったわけです。
店内は日曜日の昼ということもあり、我らが座ったとたん満席状態。いつもアチキは瓶ビールと卵焼き、揚げ出し豆腐、なす焼きをつまみにいただき、シメには、もりそばという満足コース。ダーリンマンは大好きな大好きなカツ丼セット（もりそば付き）。母タミコも大好きな天ざるうどん！
注文もすんで二人で待っているも、なぜかなかなか店内に来ないダーリンマン。
遅いなぁ～と思っていたところ、カツ丼セットがテーブルに到着すると、ほぼ同時にダーリンマンもご到着。最初の一言が「ぢゅんちゃん、ごめ～ん」とニコニコ顔。
「？？？」と思った次の瞬間、「車こすっちゃった～～～～」！！！！！
はぁい？？？まだ1年たらずしか走っていない、あの身分不相応のレク君を？？？？？何、ニヤケながらしゃべってんの、このデブっ～、、、、（怒）。もうその後はものすごい素直にアチキは頭に血がのぼり、どやしてつけてました、そば屋の店内で。


まわりのお客さんも一瞬何事か？って顔されてましたが、押さえがきかないこの怒り。
そんな中、I LOVE 食べ物　BEST3にランクインされるカツ丼を小さくなって食べだしたダーリンマン。一瞬湯沸かし器のようにいかったアチキですが、さすがに他人さまのお目目も気になり、ため息つきながらビールをグビッ。
母タミコも「まぁまぁ、傷つけちゃったんだからしょうがないじゃない」とあまりにもダーリンマンが気の毒で助け舟をだしておりましたわ。
そんな中、初めて見ました、目の前のダーリンマンがカツ丼を残す姿を、、、。5割食べてシュン。6割食べてため息、、、。「あれ？こいつ、もしかしてカツ丼がノドを通らない？？？」と思いつつ、超冷たい視線を送りながらアチキはだまってビールをグビッグビビ！。
7割ほど食べて、箸をおいたダーリンマン。

ここらへんで、アチキはちょっとおかしくておかしくて、、。
笑い出したい気分もおさえつつ、「なに残してるのよ！ちゃんと食べなさいよ！」と怖い顔して言い放つと、デカイ体をさらに小さく見せようとしているのか、シュンとしながら箸を持ち、ぼそぼそ食べだしているし。
「やっぱこいつ、全部食いたいくせに」と思いながら、こいつは今反省ポーズをみせないとえらい事になると思っているなぁと、そこらへんは冷静にダーリンマンを分析しているアチキでござんす。
だが、ここで少しでも笑っちゃうと甘やかしてしまうので、カツ丼をちびちび食べ終わったダーリンマンに「アンタが責任もって直せよな！」と、その言葉で締めくくりましたわさ。

しかしまぁ～、なにがちょっとこすっただ！そば屋を出てからレク君の後ろをみてびっくりよ！
B5版サイズでガリガリ状態だったのよ。黒光りしているレク君のおしりが無惨にも白いガリガリの傷がそのサイズでくっきり残っていて、その姿を見て改めてショックの嵐。
も～～～～、下手っぴ野郎！！！なんでクラウンもアコードワゴンも上手に駐車できていたのに、小型のレク君になったらここまでド下手になるのか！！！
その後、運転はダーリンマン。ちょっとでも狭い駐車場はアチキが運転変わるようになりました。
つくづく思ったのは、身分不相応な買い物はだめね。金持ちさんならそんな貧乏性もってないもんね。
アチキは傷物になったレク君を15年は乗るつもりでござんす。ええ、これからも大切にして。
しかし、あれほど大大大好きなカツ丼を辛そうに食べるダーリンマンは初めてみました。いい絵を見れたわ、ほんまに！！！