伊東ぢゅん子のひとりごと

2020/09/25 | 座骨神経-漂流記(8)

〜(7)からの続き〜

人の紹介で合わなかったときほど悲惨なことはないと心底わかった伊東でございます。
そんな中、愛犬の散歩していたら、自宅のお隣のおじいちゃんと出会い、ほんとにほんとにちびっとした世間話で「私も最近トシですわぁ、座骨神経痛で〜」と笑いながらお話した時のこと。
数日後、普段めちゃくちゃ愛想のないおじいちゃんの奥様が車で出かけようとした伊東を見つけ、すごい勢いで駆け寄ってくるじゃありませんか!

座骨神経-漂流記(8)

奥様曰く「自分も座骨神経痛のすべり症ってやつで、しかも不眠症なんだけど、いいのがあるのよ!ぜひ行ってみて!良かったらお母様やお姉さまも誘ってぜひ!」と、なぜか無料のチケット付きのチラシを無理やり渡された。
何十回も言うけれど、藁をも掴むどころか蜘蛛の糸気分の伊東ゆえ、そんなに勧められるのなら、、とチラシ元に予約連絡して行ってきました、おすすめの場所へ。

、、、、これ、やばい系じゃん、、、、(大汗)。
低血圧も治る、がんにも良い、不眠症にも視力回復にも、しまいにゃ水虫も魚の目も治るとか言い出している若いお兄ちゃん。
室内に10台置いてある特殊な椅子は電位テラピーとかで、な〜んも感じないし、いっさい動かないただの按摩機のような椅子たちで、、、。
しかもコロナ渦の中、めちゃくちゃ三密だしね。あぁぁぁぁ、、、(悲鳴)。

座骨神経-漂流記(8)

これはまさにネズミ講みたいに、人をたくさん集める商法じゃんかよぉぉぉ。
この世界が大嫌いなアチキは、一度で懲りてしまいました、こちらさまも。
最低週に3回、その何も感じない電位の椅子に座りに来いと言われてもねぇ、、、。
後日、漢方薬のお店の店長さんに聞いてみたところ、その怪しい椅子を100万で購入した高齢者もいたそうです。
求めていた「藁」が「怪しい按摩機」に化けるところでした〜、こりゃ。

〜続く〜